- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061827325
作品紹介・あらすじ
俺は今、無意味な物語を拾い、読みながら歩いている。在存理由としての食餌。消える記憶と、脳内に潜む探偵。逢うたびに顔の変わる恋人。交錯する複数の"冥王星O"。…"冥王星O"?それは-俺の名だ。物語を紡ぎ続ける"越前魔太郎"とは一体何者なのか。知らぬうちに裏返る世界は、まるでメビウスの輪。重なり合う運命の交差点で、謎は解かれ、現実は崩壊する。
感想・レビュー・書評
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主人公が越前魔太郎の作品を読みながら真実にたどり着く物語。
その作品は短編集のように作中作として登場する。
一章:豚が【冥王星O】に恋する話
二章:女性の頭に【冥王星O】が住みつくコメディ
三章:白雪姫になぞらえた連続殺人事件の話
四章:あなたは【越前魔太郎】だと言われ【冥王星O】とバトル?する
エピローグ:VやWの話も飛び出し、【窓をつくる男】の登場、【過去を弄ぶ女】も登場し、「ジャンクション」の意味が明らかになる。
作中作の短編がこの作品自体にあまり意味をなさないと中盤で気付いてたせいなのか、メタ的作品だったからなのか、中盤~後半にかけて退屈してしまった。メタ的構造の難解さに自分はついていけず、あまり理解出来なかった。最後のオチはスッキリしてて良かったけど。。。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんか名状しがたい短編集のようなものだった。
一つ一つの短編集自体は面白かったが、結局本筋は何なのか、今までの作品との関連性もよくわからないまま・・・ -
自分にとっては今まで読んだ冥王星シリーズの中で一番読みやすい。短編で色々な話を楽しめる。
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自分の身体を食べることができれば最高のエコであり、最高のエゴであるし、最高の冥王星Oである。ジャンクション、越前魔太郎、脂を絞る男、あなた、あなた、あなた。読者は作者。彼らは、リサイクル。クルクルクルクル。J。円環構造。O。肉、肉、肉。
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短編集……?のようななんだか不思議な感じの話の寄せ集め。
面白かったかと聞かれると、うーん…という感じですが、それではつまらなかったかと聞かれても、うーん…という感じです。
なんだかふわふわしています。 -
つまらない〜
いみふめい〜
と思ったけど
シリーズものの短編集?みたいなやつだから
いみふめいなのも仕方ないかな
3つめの
大学生雪花ちゃんの話がけっこうわりかし好きなかんじだった -
読んでいる最中は結構楽しかったんだけど、読み終わってみると結局なんだったんだろう……みたいな気分に。