完全版 地獄堂霊界通信(6) (講談社ノベルス)

著者 :
  • 講談社
4.18
  • (39)
  • (29)
  • (21)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 293
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061827585

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 最初に読んだ時には三人悪より年下だったのに、とっくに追い越しそろそろミッタン・マッキーの世代にも迫ろうかという今日この頃、とうとう新装板がセカンドシーズンまできましたか。新作も出してー。
    絶版になってて読めなかった花の三部作が久々に読めて嬉しい。しかしセカンドシーズンから椎名がやたら美味しくなるのを喜んで良いのか悪いのか。

  • 日本のウンタラカンタラとか、若者のウンタラカンタラとかは触れないことにして…。セカンドシーズン最初の話からいきなり強敵が出てきて、死神と同じく数話にわたっての話かと思いきや、割とあっさり倒せてしまってあれ〜?という。嫌でも子供たちの成長といえば成長か。三田村巡査の身体を勝手に借りたのはいただけないが、傷は蒼龍が全て治してくれたから良しであるか。(傷跡が少し残ってしまったけど。)後半の花シリーズはなんとも切ない話が多かった。

  • 最強! 最悪! 最高!
    3人悪の新たな冒険ここに開幕!!
    吸血鬼来襲! 蒼龍の危機に3人悪が駆ける!!

    謎の薬屋“地獄堂”のおやじの力により、術師となったてっちゃん・リョーチン・椎名のワルガキ3人悪。彼らのもとに4つの「花」にまつわる怪事件が。校庭に香る椿と、友人の消失の関係は!? 満開の桜が受け継いだ前世の記憶とは!?
    大人気シリーズ、セカンドシーズンついにスタート!!
    (「花妖」「桜」他4編を収録)

  • 地獄堂は妖怪アパートシリーズの途中から読み始めたんだけど、こっちはデビュー作だって。
    小学生たちが主人公だけど、やはりガキ大将とかになってるので古臭いw 
    この作家はこの手の設定が好きなのかな?
    これも表紙がうわぁって俺は思ってたんだけど、
    講談社ノベルは逆に表紙が美少年すぎて、なんか違う気がする。 
    でも、相変わらず泣かされる。

  • セカンドシーズンスタート!とのことで、本のデザインカラーが黒→白にかわりました。
    今回は蒼龍ことソーちゃんメインです。てゆーかソーちゃんって…ソーちゃんってぇぇぇ…。
    花の妖精…妖怪の短編も同時収録。読みやすくてよかったです~。
    「花妖(かよう)」という表現は綺麗だなぁ。

  • 謎の薬屋“地獄堂”のおやじの力により、術師となったてっちゃん・リョーチン・椎名のワルガキ三人悪。彼らのもとに四つの「花」にまつわる怪事件が。校庭に香る椿と、友人の消失の関係は!?満開の桜が受け継いだ前世の記憶とは!?大人気シリーズ、セカンドシーズンついにスタート

  • 『首斬り鬼』『魔弾の射手』『花妖』『百合』『寒椿』『桜』収録。
    シリーズ第5巻で第一部が完結したこのシリーズの第二部スタート。
    『首斬り鬼』
    蒼龍の作戦がニクイです。「私には君たちを守る余裕がないんだ。」って…。そこに違和感を感じる椎名もまた…。
    風魔が鈴の音を嫌うとは初めて知りました。お守りに鈴が付いていたりするのはそういう謂れがあるからなのでしょうか。勉強になりました。
    蒼龍は相変わらず素敵です。必要な時には非情に振る舞う姿が素晴らしい。でも、その彼も、三人悪に掛かると「あっ、痛い!怪我人だぞ、私は!」とか言わされてしまうのね(笑)。
    『魔弾の射手』
    また新たな強い女性が登場。流華なんて、成長したらこんな感じになりそうです。今回は吸血鬼が相手とは、また話が大きくなりました。
    三人悪とその仲間だからこそのアンデッドとの対決は、血みどろっぽい展開の中で、ちょっと心温まる感じ。最後のほうの目まぐるしい展開に弾きこまれました。
    『花妖』
    心温まる話でした。秦野有子の読んでいた本って、同じ作者の作品でしたね(笑)。こういう仕込まれた小さなネタがファンの心理をくすぐります。
    『百合』
    リョーチンがメインの話。心に鬼が棲む人を、今度は救えるといいね、リョーチンならきっと救える、と思います。
    『寒椿』
    えっと昔話でこんな風に椿が夢で何かを伝えてくる話を知っています。それだけ椿って霊力のある樹なのでしょうか。面白く読みました。竜也がまた頭が良くてカッコいいこと(笑)。これはてつしが一応メインの話、なのでしょうね。
    『桜』
    こちらは椎名がメイン(?)の話。ちょっと怖いし、悲しく切ない展開ではありますが、桜にふさわしい話でした。個人的に結構好きです。光伯父さんのこの先の人生が桜色になるといいです(笑)。

  • 温泉宿での仲居さんの妄想が良かった。

  • 謎の薬屋「地獄堂」のおやじの力により、術師となったてっちゃん・リョーチン・椎名のワルガキ3人悪。
    彼らのもとに4つの「花」にまつわる怪事件が。
    校庭に香る椿と、友人の消失の関係は!?

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

香月日輪の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×