ある華族の昭和史―上流社会の明暗を見た女の記録 (講談社文庫)

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著者 : 酒井美意子
  • 講談社 (1986年6月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061835283

ある華族の昭和史―上流社会の明暗を見た女の記録 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 加賀百万石のお姫様、大名華族の酒井美意子さん。
    世は幕末が終わり明治に入ってからの自叙伝
    twitterのタイムラインで流れてきたのを、たまたま見つけて
    なんだ面白そうだな思い電子書籍で購入してみたけど
    まぁー面白い!
    明治、大正、昭和の激動の時代を生き抜いた女性。
    最初はお家はあいやービックリ豪華絢爛!
    そんでもってお休みの時は避暑地でテニスしたり
    学生時代もお嬢様だらけでまさに上流階級生活エンジョイ。
    だんだん日本の雲行き怪しくなってきて戦争が起こり
    よくある戦争小説とはまた違った視線。
    だいたい一般の方、もしくは軍の話が多い中上流階級からみた戦争って本当に新鮮な気持ちだった
    そこでも自分をしっかり持って事業に成功してるのはまたすごい。
    違う視点で歴史をまた理解できる一冊かと思う。

  • 著者は旧加賀藩主前田家16代の前田利為の娘で、酒井雅楽頭家22代の酒井忠元の妻。交友関係者や皇族の一部が仮名・偽名で、意図的に事実をぼかしている個所が少なくないので注意を要する。

  • 加賀百万石のお姫様、の自伝。

    強かでカッコイイな~。

    上流階級の別世界、今でもあったら面白いんだろうけど、

    こんな歴史と気品はもうないんだろうな~。

    近衛文麿は女には女言葉っていうのが生々しい感じ。

    すっごく面白かったんだけど、絶版なのですわ・・・・

  • 明治・大正・昭和として一くくりにされている近代日本だけれど、現代と近代を分けるものは、やはり1945年の敗戦だと思う。
    というわけで、昭和という一つの年代とは言いながら、戦前まで存在していた「華族社会」というものを内側から回想して書かれたのが本書。大名華族の姫として生まれた作者の目を通して、戦前の華族社会が描き出されるが、けっこうこれがまた想像を絶していて絶句。
    学習院のお嬢さん方が、女子同士で手紙の遣り取りをして「エスよ」「エスだわ」などどはしゃぎ合ったり、いい年のおばさんたちが「~しゃま」等と呼び合ってたかと思うとかなり恥ずかしいのですが。
    まあ、そんな社会を知りたくて読んだので、その点では満足です。

  • 前田公爵家のお姫様にも時代の変化は襲い掛かる。ひとりの女性の生涯として興味深い。

  • 酒井美意子。加賀百万石の家系を継ぐ侯爵・前田利為の長女として、東京に生まれる。幼少時をロンドンで過ごし、帰国後、女子学習院に入学・卒業。元伯爵家の酒井忠元氏と結婚。戦後は欧米仕込みのマナーと日本の伝統的作法を身につけた国際的マナーの第一人者として、テレビ・ラジオ・執筆・講演活動などに大活躍。ハクビ総合学院学長。

  • 旧加賀藩で明治維新後は華族。そんな上流社会で育った著者が描く昭和初期の時代。豪華なひな祭りの話や、学習院の話など、同じ日本じゃないような話に、ほーっと感心。(9/20読了)

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