天璋院篤姫 下 (講談社文庫 み 9-5)

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  • 講談社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061840720

感想・レビュー・書評

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  • よく篤子さまは和宮様視点で見られがちなのですが、これを読んだらイメージが変わります。
    とても養子想いです。
    そして明治維新を迎えたのち、ゆっくりと語り合おうと想っていたのに亡くなってしまった和宮さまへの思い・・・・。
    何だか切なくなってきます。
    再来年の大河ドラマでどのように描かれるのか楽しみです★☆

  • 13代将軍家定の御台所、徳川家を影で支えてきた篤姫の一生を描いた作品。大好きな一冊です。すごく読みやすく、引き込まれます。

  • 篤姫と和宮みたいな関係も嫁姑関係になるのね、と。なかなか面白かったですが、やっぱ歴史モノに弱いワタシ。映像化に期待です。(2006/08/25)

  • 皇女和宮、フジテレビのドラマ「大奥」でも「虐められ役」みたいなところがありましたが、なにか違うと思いませんか。絶対最初いけずな感じだったと思うんですよ、実際は。そもそも京都の公家スタイル(御所風)のまま大奥で生活する、という条件で降嫁したこと自体、良く考えて見ればどうなのか。この下巻では、その和宮が嫁として来たことによる葛藤を扱いつつ、その後の大政奉還、明治の時代が描かれています。
    上巻を読んだら、下巻はもう一気に読み進んでしまいます。面白さは保証付き、御安心の上お楽しみあれ。

  • 後半は島津の姫から徳川の女へ変わっていく篤姫と
    本格的に幕府が瓦解していく様子が描かれています。
    女傑と呼ばれた篤姫の凛とした姿や
    また和宮との確執も描かれていて楽しめますよ。

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著者プロフィール

1926年高知県生まれ。『櫂』で太宰治賞、『寒椿』で女流文学賞、『一絃の琴』で直木賞、『序の舞』で吉川英治文学賞受賞。おもな著作に『陽暉楼』『錦』など。2014年没。

「2016年 『まるまる、フルーツ おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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