シンガポール密月旅行殺人事件 (講談社文庫 や)

著者 :
  • 講談社
3.00
  • (1)
  • (0)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 18
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061851580

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シンガポール、バンコク、香港と海外各地で殺人事件にあい、それを独自に捜査-解決に導いていくキャサリン。そしてそれに振り回されるイチロー。
    ミステリーのトリックとしては、ものすごく込み入ったものではないが、安心して読める。
    これが山村美紗の凄さだと思う。

    また、今作は舞台が海外なので、その世界も楽しめた。
    特にバンコクは行ったことあるので、懐かしい。

  • 再読。
    1989年刊行。
    中国返還前の香港が描かれている。
    山村美紗はどこへ行っても、その他方の特産品などお土産をたくさん買ったのだろうな。

    2016.1.18
    キャサリンシリーズ。
    シンガポール、バンコク、香港を舞台にした中編3編。
    内容は普通。
    海外の雰囲気を味わいたくて読んでみた。
    著者の淡々とした風景の描写や食べ物、特に土産物を細かく並べるところがいい。
    バンコクが一番描写が多くて楽しめた。
    (電子書籍 楽天kobo)

  • 1997年4月読了。

  • キャシーとイチローも、付き合いが長くなって、結婚も間近ムード。
    でも、二人が結婚したりしたらこのシリーズが成り立たなくなっちゃうから、進展させて欲しいような、欲しくないような、変な気持ちでした。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

山村美紗
京都府京都市生まれ。京都府立大学文学部国文科卒業。教師として教壇に立つかたわら、一九六七年ごろから執筆活動を始め、テレビドラマの脚本などを担当。七〇年「京城の死」(『愛の海峡殺人事件』と改題)で江戸川乱歩賞候補になる。七四年『マラッカの海に消えた』で本格デビュー。八三年『消えた相続人』で日本文芸大賞受賞。九二年に京都府文化賞功労賞、京都府あけぼの賞受賞。九六年九月没。

「2022年 『在原業平殺人事件 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山村美紗の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×