反三国志(上) (講談社文庫)

  • 講談社
3.01
  • (5)
  • (15)
  • (54)
  • (12)
  • (6)
本棚登録 : 186
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061858428

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 単行本で読んだのが25年前。
    横山光輝の影響もあり中学生だった私は大の蜀好き!
    本書は徐庶の母親が魏に囲われて程昱の計略で徐庶が誘き出されるところをスタートとして描かれている。
    その後劉備の逃避行、赤壁の戦い、落鳳波、馬超急逝、荊州陥落及び張飛暗殺などが無く、まさかの蜀の連戦連勝が描かれる。

    私の現在の三国志へのスタンスは魏35 呉40 蜀25ぐらいで、本書の曹操、周瑜、呂蒙及び魏の幕僚達への仕打ちはやり過ぎ感を感じる。

    何れにしても蜀好きの人は是非ご一読願います!

  • ひたすら反を通した
    蜀\(^o^)/万歳な物語。

    それにしても、惜しいかな
    人物の構成は良いのに
    この話はここまで、というスタイルをとってる為
    重要な場面以外が追えず、ひたすら戦闘だけ繰り返している様な
    物語味が薄い感じになってしまっている。

  • こんな三国志もあるよとお借りした本。
    if小説。
    蜀がとにかく強くて、
    魏というか曹操がとにかく悪者。
    赤壁の戦いすらなかったことになってるし。

  • 蜀が勝つ三国志のパロディ小説だが、連戦連勝で山も谷もない。登場人物の性格を無視し、都合良く動かすことで蜀を有利にしている展開の上、オリジナルキャラが大活躍と、原作をまるで生かしていない上、つまらない。

  • いわゆる同人誌の走り。
    こんなストーリーだったらいいなぁ~で作られた二次創作。
    だと思います。

    あると思います。


    当然史実から入る事をオススメします。

  • 途中です。普通とは違う展開が面白いです。

  • いやぁ〜。
    なんて蜀軍は強いんだろうか。
    ってか、他が弱すぎ。

  • 全2巻(上下)。

  • フィクションの三国志をさらにフィクションしちゃった作品。でも面白い。

  • 1920年頃に発表された「三国志演義」の二次創作。一言でいえば、蜀びいきの三国志。場面は劉備が新野にいる頃、徐庶が曹操の計略で許昌に行くか否かといったあたりから始まる。司馬徽が徐庶に送られてきた偽手紙を見破り、徐庶は劉備の下にとどまり、諸葛亮・ホウ統・徐庶の三参謀と五虎大将が揃い踏みする。劉表から荊州を譲られ、益州をも獲得し、一気に中原をうかがう・・・という話。本当にトントン拍子で蜀にとって都合のいいように展開する。
    最終的に蜀を勝たせたい作者の意図が強烈に働いており、蜀の武将は全員優秀で、魏・呉の武将は一部を除き役立たず揃いといった描かれ方が露骨すぎる。また、蜀の版図拡大は一気呵成ではなく、ある程度軍事的知識に基づいており、じわじわと周到に展開される。そのため上下巻約1000ページにわたって延々と戦闘描写ばかりが続き、変化に乏しい。
    もっとも、言ってしまえば「同人誌」的な小説なので、細かい設定を無視して単純に楽しもうというスタンスで読むのがベスト。

全27件中 1 - 10件を表示

周大荒の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×