徳川家康(7) 颶風の巻 (山岡荘八歴史文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784061950290

感想・レビュー・書評

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  • 長篠の戦いを家康目線で書くとこう書けるのか、という印象。

    信康と築山殿の事件は、確かに家康にとって重要な出来事ではあるが、やや冗長な気がする。

    勝頼時代の武田氏がかなり残忍な印象を与えるような書き方がされているが、戦国の世であり、何も武田氏に限った話ではないだろう。

  • 武田氏滅亡

  • 家康嫡子信康の切腹。
    口は災いのもと。
    取り返しのつかないことになり、残された者はその後どのように生きていったのだろうか…
    黒いものを抱え、ただでさせ切ない戦国の時代を生きるのは考えるだけで苦しい…

  • 2015/10/12

  • 長篠の戦い。
    卓抜した戦術で武田騎馬隊撃破。
    信長、覇王への道を突き進む。
    信康、築山御前。家康は女が多過ぎて、家庭を築く事ができなかったか・・・。

  • 戦術を一掃させた長篠の戦い。正妻築山御前、嫡子信康の処刑。勝頼自害による武田家の滅亡。戦国の世の栄枯盛衰無常なるかな。12.8.24

  • 913.6 ヤ (7)

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4061950290
    ── 山岡 荘八《徳川家康 07 颶風の巻    19871201 歴史文庫》
     

  • いつか読もうと思っていた作品。「豊臣秀吉」、「織田信長」はある程度知った気でいたので、戦国時代の三大英雄、最後の一人を知るためにと思い読み始める。
    結果、非常に感動した。司馬遼太郎作品や池波正太郎作品、世の中の一般的な「家康像」を覆す作品であった。家康がなぜ天下を取り、そして江戸幕府260年の平和な時代を築けたのか、おぼろげながら理解できた気がした。
    また、著者の目を通して描かれた「家康の思考法」に強く感銘を受け、自己統制の本としても傍に置きたいと思った。

  • 家康が究極の選択に苦しむ第七巻。
    彼にとって人生最大の苦難と言って良いはず。

    我々はこれほどの選択に直面することはまず無いが、
    誰もが何らかの選択をしなければならないだろう。

    偉大すぎる父親を持った二人の男の破滅と、
    後に秀吉に「宝」と述べる忠実な家臣達の生き様、
    滅亡した大名の滅びた原因など今回も内容が濃い。

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著者プロフィール

明治四十年(1907年)新潟県に生まれる。十四歳で上京し、博文館印刷所に文選工として働く。長谷川伸に師事、山岡荘八の筆名を用いる。昭和二十五年(1950年)より、北海道新聞に『徳川家康』を連載開始。昭和二十八年(1953年)単行本の刊行が始まり、ベストセラーとなる、『徳川家康』により、第二回吉川英治文学賞を受賞。以後、歴史小説を中心に創作する。昭和五十三年(1978年)七十一歳で亡くなる。

「2023年 『水戸黄門 下巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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