- Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
- / ISBN・EAN: 9784061957183
作品紹介・あらすじ
つるばら村の勇一さんは、祖父の勇吉さんにあこがれて大工になりました。勇吉さんがとおい昔にたてた、月見が原の小屋をたずねてから、勇一さんのもとに、ふしぎな仕事がまいこむようになります。季節のかがやきにみちた、十二のやさしいファンタジー。小学中級から。
感想・レビュー・書評
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たぬきと話せてすご!
とても読んでて次のページがたのしみ
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つるばら村シリーズ8作目。月見が原を舞台におきるファンタジー。好きな雨音をリクエストできるカエルラジオ。もしリクエストできたら夜中に眠りにつくための雨音を!
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いろんな動物が出てきて、いろんなことがおきるので、おすすめします。
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良かった
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正直者の職人の元には、いろいろな注文が来る。動物の依頼で食べていけるのかしら?
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『つるばら村のレストラン』で登場した素敵な山小屋。その山小屋を作った人の孫の大工さんが主人公の話。前作を読んでいると余計にうれしい繋がりかも。
今回は独立したての大工さんが森の動物たちの頼み事を聞きながら商売を軌道に乗せていく。自営業をはじめたての頃ってあんまりお金にならなくても、地縁を作っていくものなのかな。
最後の章で、勇一さんが「どうか、ここが、レストランになりますように。」と祈るようにつぶやいているけど。そもそもこの山小屋の所有権は勇一さんでは?(あるいは勇一さんと血縁の近い人)と思ってしまった。 -
大工さん、パン屋さん、三日月屋さんなど、いろいろなしゅるいがあって、本によっていろんな人が登場するので、ぜひ読んでみてください。
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大工の勇一さんの優しさが素敵。
だから、色んな動物(や動物でない方々)までが依頼にやってくるのね。どのお話もほんわか優しくて大好き。 -
このシリーズ、最初のころ(くるみさんの話のころ)は、人間のお客もいる雰囲気だったのに、この本辺りになると、もう完全にお店側は人間で、お客は動物とか何かの精てことになっちゃってるのね。
なのに、それでもまだなお、動物のお客が来ると、店側の人間が驚くという不思議。
もうそこは、今さら驚かない世界観でいいじゃん。
あと、くるみさんはお金を貯めて店を改装したがってたし、売り上げも気にしてたから、お金の存在感があったけど、この本だともう仕事の対価が完全に現物支給。
仕事をしてお金が貰えていないことは、どうでもいい感じになってる!