銀河鉄道の夜

著者 :
  • 講談社
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感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (43ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062003957

感想・レビュー・書評

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  • 影絵というより、光の絵。
    小説のイメージをまったくそこなわないのはなんでだろう。
    見てるほど、吸い込まれそうになる。

    ただ、絵本に合わせて短くなっている文章は、
    もう宮沢賢治のものじゃないくらい貧困。

    銀河鉄道に乗るまでのジョバンニの悩みも伝わってこないし、
    結果的にどうして銀河鉄道に乗れたのかも想像の余地がないかんじ。

    影絵の部分を、ゆっくりじっくり読むのがいい本。

  • 影絵がきれい。これ今はDVDで観れるんですね。今度、機会があったらみてみたい。きっと素敵だろうな。内容が内容だからな。人に我が身を捧げる人生というテーマ。

    物語は、宮沢賢治のものをベースにした抜粋版。でも、子どもが読むには、この程度がいいかもしれませんね。原作の雰囲気は損なわれていません。

  • 改めてこの絵本を読み、涙が止まりませんでした。藤城さんの絵と内容がとてもマッチしておりすばらしいです。物語の臨場感が増大するというか・・・・本当に大切にしたい1冊です。

  • 文と画に違和感がない、どっちも大好き。
    「よだかの星」とか作ってくれないものだろうか。

  • 文章も原文より平易に書かれており、ある程度小さな子供でも理解できるようになっている。藤城清治さんの挿絵もすごくきれいで、幻想的な雰囲気をより強く感じることができる。最高の絵本だと思う。

  • 宮沢賢治の童話を初めて読み聞かせたのがこの本だったので、
    まだ幼かった娘には少し、重い内容だったかと・・

  • この本は、とても切なくなるお話で、よるとか一人ではあまり読みたくない本です。
    病んでいるときはもっと病んでしまいそうです。

  • 銀河鉄道の夜っていろんな形で表されてるけど、
    藤城さんとのコンビが一番合ってると思うんだ。

    宮澤賢治って、、、美しさ全開ってイメージじゃない。

  • もともと藤城清治さんの作品が好きということもありますが、
    幻想的で美しい本の1冊だと思います。
    宮沢賢治作品は文章か朗読でしか受け付けないのですが、この本は棚に飾るように置いているほどのお気に入りです。

  • この毒がある世界。 好きです。

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著者プロフィール

1896年(明治29年)岩手県生まれの詩人、童話作家。花巻農学校の教師をするかたわら、1924年(大正13年)詩集『春と修羅』、童話集『注文の多い料理店』を出版するが、生前は理解されることがなかった。また、生涯を通して熱心な仏教の信者でもあった。他に『オツベルと象』『グスグープドリの伝記』『風の又三郎』『銀河鉄道の夜』『セロ弾きのゴーシュ』など、たくさんの童話を書いた。

「2021年 『版画絵本 宮沢賢治 全6巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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