- Amazon.co.jp ・本 (34ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062076814
作品紹介・あらすじ
かわいた風に乗り、どこからかタイコの音がきこえてくる。グン ゴド パ グン ゴド パ……。生命の連なり、大地の恵みに感謝をこめて。自然の営みを讃美して……。タイコとともに生きるアフリカの人たちの、純朴なエネルギーを魅惑的なイラストで伝える生命の物語。
生命の連なり、大地の恵みに感謝いっぱい。広大なアフリカの地に、素朴な太鼓の音が響く。自然の営みを讃美して……純朴なエネルギーを内に秘めた、魅惑的なイラストで、画家が伝える生命の物語。
日本絵本賞/厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
感想・レビュー・書評
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[墨田区図書館]
この本は何で知ったんだろう、予約して来たんだろう?
「しんぞうとひげ」というアフリカの民話を知って取り寄せした時に見つけたのかなぁ?
まるで「うえきばちです」なみにシュールだった「しんぞうとひげ」とは一線を画し、静かに、アフリカの太鼓、ジンベとその周囲を綴った話。
先の話はアフリカの東、タンザニアでの伝承だったけれど、これは西アフリカのセネガル、ギニア、マリあたりだという地域性の違いもあるのかもしれないけれど、かなり内容も雰囲気も違う。
この本一冊なら読み聞かせで使わないんだけれど、先の本と一緒に"アフリカ"として紹介するのにはいいかもな。ただその場合、ウケすぎてしまう「しんぞう~」を先にすると場がそうなってしまうので、あちらで紹介されているアフリカの話始め&終わりと共にこちらで始めてあちらでしめる感じかな。 -
素晴らしい絵本です。人は自分の力で生きているわけではなくいろんなものの命をもらって生かされているということに気づきます。自分たちは大きな命の中の一部だということをアフリカの人たちはよく分かっているのでしょう。アフリカの生活の中に当たり前にある太鼓の音や汗の匂い体温までが伝わってくるようです。民族衣装もステキでした。現代人が忘れてしまった大切なことがここにあるような気がしました。
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音が聴こえてくる絵本が好き。
そんな作品のひとつだと思った。 -
「かわいた風に乗り、どこからかタイコの音がきこえてくる。グン ゴド パ グン ゴド パ……。生命の連なり、大地の恵みに感謝をこめて。自然の営みを讃美して……。タイコとともに生きるアフリカの人たちの、純朴なエネルギーを魅惑的なイラストで伝える生命の物語。」
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日本絵本賞
厚生省中央児童福祉審議会推薦文化財
自然のめぐみと共に生きるアフリカのエネルギッシュで生き生きとした情景が色鮮やかに描かれていて、細部まで目を見張って見てしまいます。
ヤギの皮が音となって生き続けるという表現が胸に残りました。
子どもにとっては馴染みのないアフリカの人々のカラフルな衣装や家や頭に荷物を乗せて運ぶ姿などが絵として伝わる、いい絵本だと思います。
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これ、読み聞かせ(この言葉は好きではないけれど)をするなら、もし可能なら近くにジャンベを置いておいて、実際に触ったり、音を出したりして、アフリカに思いを馳せれたら、より良い時間になりますね。
「生かしていただいている」というよろこびを
教えてくれる1冊です。
ちいさなえほんや”ひだまり”さんセレクト、
10才までに読みたい”こころが豊かになる110冊”より。 -
4-3 2019/11/13 5-3 2021/12/3
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簡素な文から、長い時の流れや世界を感じる。