- Amazon.co.jp ・本 (378ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062095020
作品紹介・あらすじ
桓武天皇、圧倒的な人間の迫力。「薬子の変」の藤原薬子。東宮を恋慕する母と娘との宿命、宮中の権謀。
感想・レビュー・書評
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薬子について初めて詳しく書かれた本を読みました。
桓武天皇が偉大すぎる!
薬子視線で書かれているから、仕方ないけれど。
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大きな戦がなかった時代なので、あまり小説などの記載が少ない平城京から平安京への時代の話。
長岡京などの記載もあり、なかなか興味深く読めた。
まあ、この時代はモラルもへったくれもないんだな、と思わされるが、結構面白かった。
名前に馴染みがない人ばかりなので、最初がちょっとわかりにくかったが、歴史好きにはおすすめ。 -
奈良から長岡へ遷都したところから始まる
藤原薬子の父が暗殺され、桓武天皇の弟早良親王が犯人にされてしまう。早良親王は流刑途中で死に、その後怨霊になったとされる。
洪水で長岡京は壊滅的な損害を受け、桓武天皇は平安京遷都を実施。また、皇太子に安殿親王が選ばれ薬子の娘長子が入内したことにより薬子は安殿親王派になってしまう -
第10回紫式部文学賞 受賞作
図書館より貸出。
良かった。
薬子が魅力的。
図書館に予約中の下巻が早く読みたい。
本書(上巻)は、種継暗殺事件から早良親王廃太子、平安京へ遷都、桓武天皇崩御までのお話。
カバー折り返しに、登場人物の紹介あり。
一点希望をいえば、系図も欲しかった。
〜・*・〜・*・〜
〜目次〜
種継暗殺
廃太子
怨霊出現
長岡京洪水
長子入内
東宮恋慕
桓武天皇崩御
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なかなか取りあげられない時代なので
面白かったです。
大河ドラマで見てみたい。