いつも心に好奇心! 名探偵夢水清志郎VSパソコン通信探偵団 (講談社青い鳥文庫)
- 講談社 (2000年9月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062104104
感想・レビュー・書評
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青い鳥文庫20周年の企画本。
怪盗クイーンが三題噺ならぬ、四大噺から生まれていたとは。子供にも親にも読んで欲しい、考えさせられる話でした。
パソコン通信探偵は初めて読みましたが、個々の意見を尊重し、議論で解答を出す姿は知的で格好良いですね。日本の政治家に読ませたい……。
ただ、回文は多すぎて飽きたかも。
あと、十年前の話とはいえ、子供が掲示板に犯行予告めいた書き込みをするのもどうかと思うし、子供が個人情報を書いてオフ会にほいほい行くのも怖かったです。
なお、2つの話の接点は少なく、たまにすれ違う程度でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クイーン初登場!RDがトゥルバドゥールに乗ることになった経緯。
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豪華コラボレーション作品ですね。
名探偵シリーズはもちろんですが、
実はパソコン通信探偵団は書名は知っています。
残念ながら未読ではありますけどね。
今回は4つのキーワードからなる
ミステリー小説です。
これは児童書だけど、
なかなか凝っているので面白いです。
後者の作品のほうでは
回文が非常に面白いです。
しかし著者はこんな回文をよく作れるなぁ。
どちらの事件も
真相部分にはかなりぐっと来るでしょう。
どちらも別れを扱っているのです。
特にパソコン通信~のほうは
かなりきついものがあります。
にくい演出として
パソコン探偵団シリーズには
ちゃっかりあの名探偵と
三姉妹が出てきています。
それと+αもね。
すばらしい演出です。 -
コラボ、かな?!
お互いの視点で見てたねー
面白かった記憶もあり -
電子探偵団も面白いけど、やっぱ夢水やな。
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はやみねファンだったので手にとったのですが、意外や意外、松原さんの作品の方が気に入りました。
こういう思わぬ出逢いがあるから、共著の企画本って良いですよね。
作品内でニアミスがあったりと、企画本ならではの楽しめる内容となっています。 -
この本は2種類の作品があるがどっちも自分はすきだ。
内容はあんまり覚えていないので詳しくは不明だがパソコン通信の方は1人1人の話があったような気がする。
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はやみね先生のお話だけ読みました。RDの生みの親が気になっていたので満足でした
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夢水清志郎シリーズとパスワードシリーズの、2つが一度に読める。
読みごたえがあり、いろんな層に楽しめると思います。