著者 :
  • 講談社
3.63
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本棚登録 : 439
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・本 (380ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062104630

感想・レビュー・書評

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  • 秀逸。評判がよくてずっと読みたかった本で、評判通りおもしろかった。
    引き込まれる。ドラマにしてもおもしろいかもしれない。
    まとまった時間が取れなくて少しずつ読み進めたけど全く衰えず最後まで話の先が気になり、ストーリーにはまり込んだ本でした。

  • いや~
    面白かったにゃ

    最後の四文字に背中が凍りつくにゃ

  • ネットが今ほど普及してない時代だからこそのミステリな気も。でも媒体が変わっただけで、口コミが力を持ってること自体は同じかな…。

  • サイコ・ミステリー。
    ほんわかした雰囲気に包まれてるけど事件はむごい。
    びっくりです。

  • 「驚愕のラスト1行」に惹かれて読んで見た。
    確かにエッΣ(゚д゚lll)ってなった。
    刑事が真相に徐々に近づいていく様が、スピード感があって面白かった。

  • ずいぶん昔の作品なのに、ステマの手法が出てきてびっくりした。
    噂という口コミがどれだけ強力かってことですね。

    犯人は中盤で大体分かったけど
    最後の殺人はねー。。ぞわっとしました。

  • 人気のない公園で、一つの死体が見つかる。被害者は女子高生、全裸の絞殺死体には、足首がなかった。
    その頃、女子高生たちの間で囁かれていた噂があった。夜中に公園に行くと、真っ黒いレインコートを来た男に襲われ、両足首を切られてしまう。でも、ミリエルのローズという香水をつけていると襲われないんだって。

    小暮と名島のコンビはキャラが出来ていて良かったな。くっつく必要はないと思うけど。なんというかもどかしかった。結局全て後手だったのが残念。ところどころの女子高生の噂シーンは背筋が寒くなるようでよかった。ラストも。

  • 再読。
    今で言うとステマ殺人事件。
    再読でも面白さは変わらず,荻原浩らしいオッサンの哀愁と,テンポの良さがあり,話もオチも良質の大傑作。
    我が家の名作棚入り決定。

  • 女子高生の間では有名な噂、レインマンの恐怖。
    それは、広告代理店と企画会社が仕組んだネガティブな口コミを利用したのキャンペーンの手法だったはず。
    しかし、同じ手口の連続殺人事件が発生する。

    面白かったです。読みやすく、夢中で読み進めました。
    小暮さんと名倉さんのコンビのチームワークもよく、私自身は見事に騙されたまま、事件解決までたどり着きました。

    が、
    最後には、ビックリな仕掛けが。

    いや~この本はすべてそこでしたね。
    しばらくは、興奮が冷めなかったです。

    この不完全燃焼な感じ、嫌いじゃないです。

  • 最後の1行まで読むことをおすすめします。

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著者プロフィール

1956年、埼玉県生まれ。成城大学経済学部卒業後、広告制作会社勤務を経て、フリーのコピーライターに。97年『オロロ畑でつかまえて』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2005年『明日の記憶』で山本周五郎賞。14年『二千七百の夏と冬』で山田風太郎賞。16年『海の見える理髪店』で直木賞。著作は多数。近著に『楽園の真下』『それでも空は青い』『海馬の尻尾』『ストロベリーライフ』『ギブ・ミー・ア・チャンス』『金魚姫』など。18年『人生がそんなにも美しいのなら』で漫画家デビュー。

「2022年 『ワンダーランド急行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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