阿部和重対談集

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062111850

感想・レビュー・書評

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  • 僕が好きな作家阿部ちゃん。
    村上龍に次いで影響を受けそうな阿部ちゃん。

    そんな彼の対談集。
    中々お洒落なカバーで対談相手も豪華絢爛。

    一通り読んだけれども、やっぱり想像通り阿部ちゃんって気難しい男です。

    僕も好きな桐野夏生との対談はフランクな感じで読みやすいです。

    東浩紀&法月綸太郎との対談は知的興奮に満ち溢れています。激論です。

    なぜ阿部ちゃんが阿部ちゃんの小説スタイルを確立させたのか。どんな時代背景があるのか。

    東との激論。両者一歩も引きません。

    村上龍然り、好きな作家の対談集と言うのは、僕の脳みそを大いに刺激してくれます。

    もっと本を読まなければ!って思わせてくれます。

    この本を読んで、高橋源一郎、中上健次、舞城王太郎の小説は読んでみようと思いました。

    ってことで早速買いました。

  • 以下のページで感想書いてます。http://blog.livedoor.jp/subekaraku/archives/50253098.html

著者プロフィール

1968年生まれ。1994年「アメリカの夜」で群像新人賞を受賞しデビュー。1997年の『インディビジュアル・プロジェクション』で注目を集める。2004年、大作『シンセミア』で第15回伊藤整文学賞、第58回毎日出版文化賞、2005年『グランド・フィナーレ』で第132回芥川賞受賞。『シンセミア』を始めとした「神町」を舞台とする諸作品には設定上の繋がりや仕掛けがあり、「神町サーガ」を形成する構想となっている。その他の著書に『ニッポニアニッポン』『プラスティック・ソウル』『ミステリアスセッティング』『ABC 阿部和重初期作品集』など。

「2011年 『小説家の饒舌 12のトーク・セッション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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