悪戯王子と猫の物語

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 314
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062115810

感想・レビュー・書評

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  • ぶよぶよっとした玉みたいなはなし。ちょっと気持ち悪くなる。
    短編。詩かな?
    C0093

  • 装丁の筆記体が気に入り手に取ったけど悪戯王子と猫の話はない。
    森博嗣、イラストはささきずばる。2,3ページ程の短いファンタジー溢れる話が20だけ載っている。これで定価2000円の価値があるとは思えないが。

    夢の断片のような感じ。話にはエッジもオチも特にない。俺は特に気に入った話は一つもなかったけど、自分に合う断片が見つかった人は時折開きたくなる本になると思う。いわゆる田舎に俺は縁がないけど、田舎の家の縁側でのんびり読みたい種類の本なのかな。

  • シュールな感じの絵がきれいな短編集。
    不思議な世界の、意外と深い話なのかも。
    「泡の連絡」がシャレが効いていて、なんとなく日本人的な要素が感じられ、面白いと思います。

  • 『はっきり言ってようわからん!!』が正直な感想です!
     
     この本は、シュールで詩的な文章で綴られている
    短編集です(大人の絵本!?)。

     森さんの小説は読んだことがないので、なんとも言えませんが
    自分にはなかなか入り込めない世界でした。
    短編集の中で唯一、『泡の連絡』と『連続ドラマ』は好きかな
    という感じです。

    文章は話によって、分かりやすものや優しもの、時には少し残酷で
    また時には綺麗で、とても不思議な感じがしました。

    イラストもまたカラフルで、神秘的です。
    非常にインパクトはありますが、見る人を温かくする感じは、
    見受けられませんでした・・・。
    ちなみに、奥さんが描かれているそうです。
    どうりで文書とイラストのシンクロ率が高いわけですね!

    絵本のような体裁をしていますが、決して子供向けではないので
    ご注意を!!

  • どうも、この世界観は私には無理なようでした。

  • 絵は奥さんだよなあ・・・ま・ショートショートとして出来ているから許す。

  • 絵本詩集といった感じだと思います。読んでて楽しいというのではなく、シュールだなと感じました。
    森氏の文章には、英文を日本語に訳したときにできる独特の感覚を感じます。日本語なんだけど、普段使わないような改まった言葉を使ってしまってる奇妙さです。
    イラストの方は、CG満載。猫のイラストが特にかわいかったです

著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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