- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062116992
作品紹介・あらすじ
鈴木一、47歳。平凡なサラリーマン。破綻した世界を取り戻すための、ひと夏の冒険譚。
感想・レビュー・書評
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娘のために復讐するお父さんの話。選択肢それなの?と思うことなく読めたら勝ち。
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好き嫌いが分かれるが
俺は嫌い
2.0点 -
子どもの読む本だった。
GOとは別人が書いたかのよう。 -
鈴木一(はじめ)は、大手家電メーカーの子会社で経理部長をつとめるサラリーマン。学生時代に知りあった妻と、17歳になるひとり娘が唯一の自慢である。ある日、そんな鈴木のもとに、娘が何者かに殴られ入院したという知らせが入る。娘を殴った相手は、ボクシングの高校生チャンピオンで、学校では品行方正で通っているという石原。復讐を決意した鈴木は、包丁を手に石原の通う高校を目指すが…。
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面白い!
わかりやすい爽快感で読み終わったあとスッキリ!話の大筋は勧善懲悪だけど、設定がお父さんと、落ちこぼれ学校の生徒…っていうのが、私の好きなノリの話だった。
テヘッて笑うな!
っていうのかわいい。
朴と鈴木の掛け合いがコミカルで読んでて楽しい。 -
展開は単純で面白かったけど、暴力で潰された娘の為と言って、暴力を使う父親というのにシックリこなかった。それを応援する家族たちにも。
自分が娘の立場でお父さんにこんなことされたら立ち直れないなあと思った。「GO」も面白かったし、自分の為だけに喧嘩してる話ならスッと読めるのに。 -
話の大筋は復讐劇だけどあまり暗すぎず、さえないおっさん鈴木の成長物語
でもあるので読中感はいい。
鈴木と舜臣の掛け合いに笑ったり、二人の深まる関係に泣きそうになったりした。
前作に比べると舜臣以外のメンバーの出番は少ないものの、そつのない
作戦や山下のヒキの最弱っぷりは健在で、ヒロシが元気そうなのもホッとした。
今作は舜臣の出番が多かったからか、ハッとさせられたり、胸にグサッと
くる名言が多かった気がする。
平穏な日常のなかで突然、災難がふりかかったら、うまくたちまわることが
できるのか自問せずにはいられない。 -
お父さんの頑張りが、今の自分に勇気を与えてくれた。
お父さんが頑張っているのだから、自分も頑張ろう。
純粋にそう思えた。
韓国人の言葉で一番響いた言葉が、
「自分を信じてあげられなくて誰が信じる、せめて自分だけでも信じてやれよ」
という言葉である。
自分を信じるということは非常に難しいように思うが、
自分が信じてなければ、他人は信じるはずもない。
せめて自分だけは、自分を信じてあげられる存在でありたい。
何事にも目的を持って立ち向かう。
想いは必ず通じる。
そう思わせてくれる作品だった。
お父さんのトレーニング期間中、お母さんは平然と振舞うのは大変だっただろう。
お父さんのトレーニング期間中、遥は自分のために頑張ってくれてるお父さんのことが誇らしかっただろう。
家族愛が崩れかけたときは、実際の世界でも良くあることだろうと思ったが、
そこからの立て直しは、実際の世界ではあまりないと思われる。
それは、逃げてしまう人が多いからだ。
これは自分も含めてだが、困難を前にするとどうしても逃げたくなってしまう。
「なんで自分にこんな災難が降りかかるのだろう」と。
でも、災難は超えられる者にのみ降りかかる。
これを如何に自分で乗り越えようと試みるかが、人生の幅を大きくする。
そこで大切になるのが、自分と一緒に頑張ってくれる仲間だと思う。あるいは彼女。
一緒に乗り越えてくれる仲間がいると、ここ一番の踏ん張りが利く。
人間は弱いから、どうしても自分ひとりだと弱い部分が出てしまう。
そこを出さないようにする仕組みの一つが仲間である。
仲間がいるから頑張れる。
切磋琢磨しながら頑張れる。
自分ひとりで頑張るのではなく、
みんなで頑張りをシェアしながらお互い高め合っていこう。
「Happiness only real when shared.」
どんどんシェアし合って、発信して、仲間をたくさん見つけよう!
今後の目標は、フルマラソンで3時間20分を切ること。
そして、100キロウルトラマラソンで、10時間半を切ること。
そして、スパルタスロンを完走すること。
さあ、今年一年走りまくるぞ!!!-
2010/06/05
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つまんない
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少年マンガ好きな中高年のオジサマが読むと良いかもしれない。面白かったです。テへッ。