- Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062119894
作品紹介・あらすじ
20年前の新生児誘拐事件で封印された真実が、いま明らかに。第49回江戸川乱歩賞受賞作。
感想・レビュー・書評
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息子の俊治が不憫。
ドラマを観て、原作も読みたくなった。
エピローグで、救われたかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
内容紹介
「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。週刊誌のスクープ記事をきっかけに、大手新聞社が、20年前の新生児誘拐事件の再調査を開始する。社命を受けた窓際社員の梶は、犯人の周辺、被害者、当時の担当刑事や病院関係者への取材を重ね、ついに"封印されていた真実"をつきとめる。第49回江戸川乱歩賞受賞作。 -
途中で真犯人の予測がついてもた。明確な根拠はなかったのだが、当たっちゃったのでなんだか寂しい。
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病院から生後一週間の嬰児が連れ去られ、五千万要求される誘拐事件が発生する。犯人は身代金を奪い逃走中に事故で死亡、赤ん坊は見つけることができなかった。
誘拐事件から二十年後、『東西新聞社』の内定合格者の中に、誘拐犯の娘が。二年前、取材中の失態により閑職に追いやられた『梶』は、社長の命で誘拐事件を洗い直すことになる。
第49回江戸川乱歩賞受賞作。
多少気になる個所もあったが、全体を通してみればミステリーとしてよく作り込まれているし、何よりもぐいぐいと引き込まれる力強さを感じた。
早々に嬰児の行方が焦点なんだろうなと感じたが、そこにいくかと思いながらそこしかないかとも。
ただ、真実に気付く根拠が少し弱いか。相当勘ぐらないと辿り着かないんじゃないだろうか。そしてあのカウントに意味はあったのかなかったのか気になって、少々消化不良。 -
2018/2/22
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WOWOWドラマ視聴からの読了第3段。ほぼドラマと同じ内容だったけど、最後の手記とエピローグはドラマには無い内容だった。犯人は既に分かっているのに、最後までハラハラドキドキしながら、一気に読むことができた。梶が様々な関係者を味方につけて、少しずつ、しかし一歩一歩確かに真相を暴いていく姿は気持ち良かったが、最後真犯人に辿り着く所は少し強引だった気もする(梶の勘に頼る場面が多かった?)。けれども、ミステリー作品として読み応えのある一冊だったと思う。個人的には真実を打ち明けられた俊治と手塚家のその後が気になる…
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なんか随分都合がいい展開となった感じ。途中までは面白かったが…
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面白かった!
一気に読めた!