- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062122061
感想・レビュー・書評
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すごい読みやすい。
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読み終わった後、特に何もなく「ふーん」という作品。
サイトウさんがただの気持ち悪いおじさんにしか思えなかった。
主人公はなぜそこまで好きだったのか。
また、雪生が初対面から主人公に好意をもっていたのも不思議。
キクちゃんと、その一家のキャラクターは好感が持てた。
作者の文章は綺麗で好きだし読みやすい。
でも「ナラタージュ」を読んだときにも思ったけど、恋愛の描写がことごとく気持ち悪い。
他のジャンルの作品を読みたい。
【図書館】 かかった時間:2~3時間 -
別の本で芥川賞候補になっていたのと作者と自分の年齢が近いので
島本さんの本を初めて読んでみました。
これもまた新しい書き方との出会い、って感じ。
読みやすかったけれど、読みやすかっただけという気もします。
重みがない、みたいな印象です。 -
読んだけど忘れたorz
べたべたの恋愛モノに浸りたくなったときに選ぶ島村さんの著書。
つかみどころのないさらっとした感じ、なのかな? -
久しぶりに島本さん。あまり作風が好きでないんだけど
読む本がなくなってしまって・・・。
結構読ませるんだけど、やっぱりおもたーいけだるーい感じが
物語を通して漂っていて、軽く読める本ではなかったかな。
読んで損したまでは思わなかったので☆は3つ。
明るいキクちゃんファミリーがいたから物語が少し明るい方向へ
持っていかれて良い感じになっていた。 -
背表紙に惹かれて手に取ったら装丁も美しかった。静かなるレンアイ小説。なのかな。
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忘れられない、忘れたい、忘れたくない。誰しもそんな恋をしたことがあると思う。けれど。
島本さんの文章は、淡々としていて読みやすく、風景や雑貨や食べ物の描写が本当に綺麗。そして何より、ダメ男の表現の秀逸さと言ったら類を見ない。気がする。
島本作品にしては(「クローバー」除く)、最後に希望がある終わり方なので好きです。