中原の虹 第一巻

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062136068

感想・レビュー・書評

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  • 相変わらず素晴らしい。

  • 張作霖の話。マンチュリアンレポートの前によむべきだったか?続きがたのしみ。

  • ドラマ「蒼穹の昴」が始まってから少しづつ読んでいました
    小説としては「蒼穹の昴」、「珍姫の井戸」の続編
    全2作を読んでいないと面白さ半減でしょうね
    このシリーズは実在の人物が半分くらい登場するし
    架空の人物もモデルがいたりするし、歴史の流れが良くわかって
    日本の幕末から明治にかけての時代、となりの中国では
    こんなことがおこっていたんだなぁとすごく勉強になりました
    今からたった150年位しか前じゃないんですよね
    今作では春児(チュンル)と春雷(チュンレイ)、玲玲(リンリン)の
    3人の貧しい健気な兄弟が再会できたことが嬉しかった
    西太后、光緒帝の悲しい親子の死は辛かった
    張作霖(チャンヅオリン)たち馬賊の男らしさに胸が痛かった
    革命をめざす人、亡命をした人、歴史を記憶する人
    小説に出てくるすべての人たちが生き生きと心の中でまだ生きています
    浅田次郎さんは、この小説を書く為に小説家になったとのことです
    わたしは、この小説を読む事が出来て本当に良かったと思います

  • 津市安濃図書館。

    例の"蒼穹の昴」シリーズ。

  • いいね!

  • 『蒼穹の昴』の続編。前作の主人公・春雲のお兄ちゃんと張作霖が活躍するお話です。ついに中華の運命を握る『龍玉』が新たな持ち主の手に渡る。果たして中華の覇者となるのは誰か?人々の欲望が絡み合い、新たな緊張の局面を迎えます。浅田さんはすごいですね~。ハラハラ・ドキドキ、しかも感動しちゃって、号泣です。面白かった!

  • 一人称「俺様」!
    「俺様は神でも仏でもねえ、張作霖だ!」
    男が惚れる男がわんさか出てくる清朝末期の満州で、一番カッコいい男が躍り出てきましたよ!

  • この20年間で読んだ中で間違いなく一番繰り返して読む物語です。

  • 中国、北京などを舞台とした作品です。

  • 今回は張作霖を中心に物語は構成されていくのか。 ヌルハチの歴史紹介。 袁世凱の台頭。 春児の兄たる春雷が登場。

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著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

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