名前探しの放課後(上)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 303
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062145060

感想・レビュー・書評

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  • 辻村深月3作目
    メロン先輩の高評価から選んでみました\(//∇//)

    まさかのタイムリープの話しです。
    同級生たちのキャラが立ってて分かりやすく読みやすい…うん!面白い(〃ω〃)

    まだまだ謎が多そうなので急いで下巻にGOだ‼︎

    • ひまわりめろんさん
      上巻で面白かったら下巻はとんでもないよ!
      そしてネタバレになるのでまだ言えないが順番が…
      上巻で面白かったら下巻はとんでもないよ!
      そしてネタバレになるのでまだ言えないが順番が…
      2022/12/05
    • みんみんさん
      下巻の展開にめちゃくちゃ期待してる(^-^)
      下巻の展開にめちゃくちゃ期待してる(^-^)
      2022/12/05
  • 2022/04/17読了
    #辻村深月作品

    3ヶ月前の世界に突如タイムスリップ
    されてしまう主人公。
    わかっているのは3ヶ月の間に誰かが
    自殺するということ。
    自殺するのは誰なのか?
    自殺を止めるために時間が巻き戻ったのか?

    割とありがちなストーリーだが
    下巻でどうなるやら。

  • 不思議な話だった。
    主人公の依田いつか、がタイムスリップして、
    3ヶ月前の世界にいる。
    3ヶ月後に同じ学校の生徒が自殺するのを
    止めるために、何人かの友人を巻き込む。

    誰が自殺するのか分からない中、
    依田いつかを中心に同じ中学から高校に
    進学した「あすな」や学年一の秀才「天木」、
    仲良しの「秀人」、その彼女の「椿」と共に
    考える。

    どうやら、河野がいじめられてるのに気づくが
    そこから、いじめをどのようにやめさせるか、
    という話に進んでいく。

    感想としては、なんて純粋な高校生なんだ!?
    という感じ。
    タイムスリップしたことを、受け止めてる感じとか
    みんなで自殺者を考える作戦会議とか、
    なんか読んでて恥ずかしくなるくらい。

    でも、いったい誰が自殺するつもりだったのかな?
    下巻が気になる!!

  • イマドキの男子高校生、依田いつか。背が高くて真面目な坂崎あすな。
    いつかの友達秀人。彼女の椿。未来の生徒会長天木。いじめられっ子の河野基。いじめっ子の友春。

    3ヶ月未来から来たいつか。同級生の誰かが亡くなったからそれを防ぐ為に友達に協力を頼む。
    その誰かが思い出せないけど、あすなの机の中から遺書が見つかって、基が虐められてるのを知る。
    で、いじめから救う為、自信をつける為に、いじめのキッカケになった水泳を練習する。
    て、触発され、あすなも泳ぐ。

    いじめの描写がやっぱり嫌だな。あすなが恐がってる心情がキリキリする。華やかなグループと別世界に感じてる劣等感。学生だなぁ。
    話がポンポン進む。スムーズ過ぎるけど、何かあるんだろうな。

  • 彼が所属している部活で よくない気配が蔓延してる。
    そんなとき不穏な空気の漂う部活仲間のうち彼は断固として流されないと決めている。 毅然とした姿勢が許される立ち位置。 それは即席のものではなく、彼が部活の中でこれまで培ってきたあり方の賜物だろう。蔓延する悪意は、人を引き込む.だけどその悪意の方が彼を引き込むことを戸惑っている。っていうシーンがあるんだけど
    こんな人って すごく難しくて優しくて強くて
    とてもよき

  • 読書備忘録683号。
    ★★★☆。

    ぼくのメジャースプーンを読んでから読むべし!ということで読み始めて上巻終了。

    今のところ繋がりが感じられない。笑
    生徒会長選挙で出馬予定の女子に文子という完璧女子が1行出てきたけど、これじゃないよなぁ。
    ふみちゃん?違うよなぁ。笑笑

    3ヶ月未来からタイムスリップして来た?依田いつかくん、高校1年生。
    3ヶ月後にクラスメイトの誰かが自殺することを知ってる。でも誰かわからない。

    誰かを突き止めて自殺を思い留まらせることができるか!

    まだまだ、なんてことのない展開。
    下巻を読むべし!

  • 辻村さんの『ぼくのメジャースプーン』を読み終えたなら
    その感動が冷めやらぬうちに、ぜひ『名前探しの放課後』を!
    と、親切に勧めてくださったブクログ仲間さんのおかげで
    読もうとしていた他の本に「ごめんね、待っててね~」と謝りつつ
    読み始めたこの本。

    親切なコメントをくださったブクログ仲間さん、ありがとう♪♪♪
    と叫びながら、感謝の踊りを捧げたいほどです!

    ついさっきまで読んでいた本の、いたいけな小学生たちが
    過去のトラウマや呪縛をいつの間にか乗り越え
    素敵な高校生としてしっかり生きている姿が見られる、この歓び!

    「お前みたいに、ずっと一人だけってのもなんかなぁ」の件に
    まぁ、じゃあ、この子がそうなのね?!としみじみとし、

    辻村さんならではの叙述トリックに守られたふみちゃんの
    隠しようのない「ふみちゃんぶり」にワクワクし、

    すっかり私好みの文武両道な毒舌カリスマ☆へと成長した
    (これで眼鏡をかけていたら完璧なのに!)タカシくんにドキドキし。。。

    まさに、メジャースプーンを読んでいてこその、胸きゅん♪です。

    トモくんだけが、考えなしではあったけれど
    心根はそんなに悪い子じゃなかったはずなのに、
    いったい何があったの?!と思うほどの変貌ぶりなのが悲しいけれど。

    男の子たちが回し見している映画が
    肌が粟立つように怖かった『es』なのが気にかかったり
    今にも自殺してしまいそうな彼ではなく
    丁寧に生い立ちや生きる姿勢を描かれているこの子が
    やっぱり死のうとしてしまうのかな?とか思ったり
    下巻が気になってレビューもおろそかになってしまいそうな、上巻。

  • 上下巻の長編なので、上巻だけで感想を述べるのは難しい。謎が多いので、下巻へ!

  • なるほど
    しかし隠されてることが多そうだ
    下巻へレッツゴー

  • 途中ちょっと冗長な部分も有ったが、やはり引き込まれずにはいられなくて面白い。
    それぞれの登場人物の人となりが目に見えるよう。
    後半になって2ヶ所ほど違和感を覚えたあたりから、たぶん真相に気づいてしまった。
    自分の仮説が合っているのか?下巻が楽しみ。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』など著書多数。

「2023年 『この夏の星を見る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

辻村深月の作品

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