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- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062145084
感想・レビュー・書評
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脳天気な役人の無駄遣いの話
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長州征伐、彰義隊、日光、奥羽朝廷、五稜郭まで、ちゃらんぽらんなのに戦いに巻き込まれていく4人組。
一応小説仕立てなのだけど、小説としての出来は良くないな。
内容も口調も「幕末バトルロワイヤル」で、ほとんど区別がつかない。
もっとも、彼に小説を書かせるというのが無茶なのであって、野口武彦原作・原案で、これをシナリオにしてマンガにしたらえらいこと面白いのではないかと思うな。 -
史実を交えたフィクション。泰平の江戸末期をのほほんと過ごしてきた、幕府の武具奉行4人組が幕末の争いの中に巻き込まれていく様を、史実を織りまぜながら描くフィクション。
どこまでがフィクションなのか微妙だが、なんとも不甲斐ない彼らの世渡りがユルくて、暑くて外にも出られない夏の読書にはちょうど良かった。
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