やつらを高く吊せ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 155
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062147095

感想・レビュー・書評

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  • かなりぶっ飛んだ作品。テンション高く、ギャグっぽいので、馳星周のカラーではないような気がするが、個人的には面白かった。

  • テンポがよくて、最後までさっくりさくさく読めてしまう。
    未曽有の好景気に沸き立つ世間のアングラ世界を描いた系。
    綺麗な表現は一切出てこず、普通ではない性描写も多いので好みは分かれると思うが私は好き。
    「欲望に忠誠を誓う」なんて表現、好きです。
    舞と主人公の関係性が最後まで一貫しているところも好印象。少しでも素敵な恋愛っぽくなったら物語が崩壊するからね。

    ちなみに、物語が進むにつれてだんだん" i " と " ! " の数が増えていきますね。

  • 正義でも悪でもない。ゲス。そう、ゲスの極み!ハマカーンのカーンのほうは好きになれないけどハマのほうは嫌いじゃない。
    他人の秘密に興奮する覗き屋の話。
    最初は正直読むのが辛かった。気持ちの悪い性描写とノリに吐き気がした。女子高生の舞が登場した辺りからハードボイルド感に拍車がかかり素直に読破することができた。
    話としては刺激的で無理のない解決が後味スッキリ。

  • 最高!

  • なんか無理やり下品な作品にしているような・・。
    同じ下品でも不夜城は面白かったが。

  • 読んだ時期が少し遅かった

  • 最初は面白かったけど、話がワンパターン過ぎて途中から飽きた。吉井さんと舞ちゃんとの結末もありきたりだったけど、ドラマ化したら受けるんじゃないかと思った…法犯しまくりだし下品すぎるから無理だろうけど(・_・;

  • こちらの本に関しては疲れた頭を休ませるための本でした。この方の小説もよく読むのですよね。

  • 全員悪人

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著者プロフィール

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務を経てフリーライターになる。96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、98年に『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年、『少年と犬』で第163回直木賞受賞した。著者多数。

「2022年 『煉獄の使徒 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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