日本の現代アートをみる

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 68
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062151023

作品紹介・あらすじ

豊饒なる混沌へ。斬新、多彩な作品を鮮烈に読み解く!高階秀爾と30人のアーティストのコラボレーション。

感想・レビュー・書評

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  • メモ
    ・津上みゆき
    ・蜷川実花
    ・秋山さやか
    ・曽谷朝絵

  • これまでの高階本に比べるとやや知的、感性的刺激が少なかった。格調の高さはあるものの、切り込み方にいまいちかけるというか。それでも、取り上げられている作者で初めて知る人も多く、きっかけを与えてくれたという意味ではありがたい。

    気に入った作家
    ・小林孝亘
    ・辰野登恵子
    ・草間彌生
    ・遠藤彰子
    ・鴻池朋子
    ・奥村美佳
    ・曽谷朝絵
    ・水上央子
    ・小西真奈

    それにしても女性が多い!

  • うーん。なんか私にはイマイチ伝わってこない。イマイチ。

    なんだろうな。メチャ客観的に徹して批評をしているのは良いとして、

     これらの作品が、現時点で価値あるものなのかはよく分からない。多分書いた人もそう思いながら批評してる気がするなぁ。別に俺はこの作品、いいとは思わないけど、いいところ挙げればここかな、みたいな。


    それがなんか残念なかんじ。

  • 日本現代アートをざざっと概観するカタログ的な一冊。

  • 好きなアーティストさんばかりで、嬉しいです。作家さんも知れるし嬉しかった!

  • 高階秀爾が現代アートをどのようにディスクリプションするのかに興味があって。大原美術館では積極的に若手のパトロネージをしているみたいで、作家自身への取材に裏打ちされた解説もあり、まあ面白かったと。こういった美術史家と芸術家との関係の直接性が、現代アートの面白いところであり、難しいところでもあり。かな。
    ところで「会田誠」という3文字は、そのまま「日本の現代アート」を指す記号のようなものだと理解しているのだけど、その会田作品が筆頭にくるあたり、その印象も間違いではないのかなとも思う。だけど一番びっくりしたのは、草間彌生が今年で80歳だ、っていうことだ。

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著者プロフィール

高階 秀爾(たかしな・しゅうじ):1932年、東京生まれ。東京大学教養学部卒業。1954ー59年、フランス政府招聘留学生として渡仏。国立西洋美術館館長、日本芸術院院長、大原美術館館長を歴任。現在、東京大学名誉教授、日本芸術院院長。専門はルネサンス以降の西洋美術史であるが、日本美術、西洋の文学・精神史についての造詣も深い。長年にわたり、広く日本のさまざまな美術史のシーンを牽引してきた。主著に『ルネッサンスの光と闇』(中公文庫、芸術選奨)、『名画を見る眼』(岩波新書)、『日本人にとって美しさとは何か』『ヨーロッパ近代芸術論』(以上、筑摩書房)、『近代絵画史』(中公新書)など。エドガー・ウィント『芸術の狂気』、ケネス・クラーク『ザ・ヌード』など翻訳も数多く手がける。

「2024年 『エラスムス 闘う人文主義者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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