七人の政治家の七つの大罪

著者 :
  • 講談社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062154048

感想・レビュー・書評

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  • 独りよがりで説得力ナシ。
    管直人や鳩山由紀夫を称賛してる段階で人を見る目なし。

  • その後、平沼赳夫は期待の斜め下を絶好調驀進中!

  • 平沼赳夫の怨念の書。
    小泉、竹中をはじめ、郵政解散にたいするうらみつらみ。
    本人としては信念を通した結果らしいが、なんか恨みにしか聞こえないのは私が小泉竹中支持だから???

    でもこれを読むと、政治って面白いなと思う。
    いつか私も???

  • 平沼氏による七人の政治家(小泉、竹中、安倍、福田、小沢、麻生、平沼氏自身)への糾弾をテーマに構成。小泉竹中の財政圧縮路線や三角合併などの市場原理主義の導入、アメリカ資本への売り渡しなどはよく知れた所であり、この崩壊した自民党体制が国民の期待を裏切り既存の保守票さえ集められずにいるのは現実。構成も非常に丁寧でなかなか的を得ている点は流石だなという印象。昨今の政局で話題になる政治家ばかりの他人批判で終わるのではなく、己の「無力」を踏まえた自己批判を最後の政治家の大罪に加えた点は素晴らしい。

    しかし、これだけ本を通じて訴えるだけの力があるのになかなか公の場で主張を聞けないのは遺憾である。平沼さんが仰るように郵政解散において政治の訴求方法も変化したのだから、国民に直接訴える事のできない事実や情報は意味のないものとなる。

    あくまでも保守思想とアナログな姿勢は全く別物。

  •  新党「たちあがれ日本(笑)」の党首、平沼さんの著作。
     
     小泉さん、竹中さん、安部さん、福田さん、麻生さんなどの批判と、
     これから自分の進むべき方向を記しています。
     
     平沼さんがどういう思いを抱いて新党を結成したのか、よく分かる。
     
     個々の政策では賛同できないところもあるけれども、
     全般的には好感を抱きました。がんばってください。
     
     
     あと、平沼さんに意見(メールとか)を送ると、
     必ず返ってくるらしい。すごいな。
     
     そんな政治家は、なかなか聞いたことがない。
     
     平沼さんのサイトのトップページ、噴きました。爽やかすぎるだろ。宗教か。
     ⇒ http://www.hiranuma.org/

  • 平沼が小泉以降の日本政界を語っている
    真摯な態度だと思う

  • 舌鋒鋭く突っ込んでるのは小泉元総理と竹中さんくらいで、あとは身内や友達だからか、いまひとつ。小沢さんへの突っ込みまでぬるいってなんだかなあ~。

    平沼さんも結局のところ自民党が好きなんだよな。平沼グループめちゃ期待してんだから頑張ってほしい。保守の受け皿として健全な第3局たれ!

  • 開始:20090807、完了:20090807

    保守政治家としての主張には納得。ただし、いくつか矛盾するような主張もありそこが残念。例えば、郵政民営化。要は地方のお年寄りのセーフティネットの話と郵政の事業の話がごっちゃになっている。かんぽの宿にも疑念をもっているが、そもそも、「かんぽの宿は、簡易保険の加入者が利用しやすいように低料金に設定され、そのために赤字になっていたのだ。その事実を無視して、赤字だから安く譲渡するという理屈は成り立たない。」と言っているが、それこそ簡易保険の加入者が利用しやすいように、という目的自体がもはや役割を終えてしまっている。そうであれば、売却は仕方ないはずだ。それと、竹中氏のダボス会議出席の批判も的外れだろう。欧米各国の政府首脳が出席するなか日本政府からは出席する必要がない、というような主張だ。

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