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この作品からのみんなの引用
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モーツァルトの音楽にも、ピカソの絵にも、人の心を強く揺さぶる力があるのは、そうした作品が、ぼくたちひとりひとりの心を形作っているのと同じ織り物で作られているからだ。シェイクスピアは、人はそれぞれがみな夢と同じ糸で織られていると言った。偉大な芸術作品がぼくたちの心を豊かにするのは、そういった作品がすべての者の心の奥深くに埋もれている宝物を思い出させてくれるからなのだ
― 204ページ -
超人的能力が備わっているかのように、そこにないものを見て、ないものがわかる。それが記憶の魔法だ。
― 75ページ -
サムとベンとハリーが一緒に座っている。サムがベンの方を向くと、ベンがサムに煙草を渡した。ハリーは静かにふたりに背を向けて座っていて、サムとベンのあいだで活発に交わされている会話に口を挟もうとはしない。ふたりのうちのひとりがベンの兄弟で、もうひとりはベンの甥にあたる。その甥はだれか。
― 62ページ
みんなの感想・レビュー・書評
「天才が語る -サヴァン、アスペルガー、共感覚の世界」読んだ。http://t.co/fJr5qy0T 「ぼくには数字が風景に見える」の著者の2作目。前作は半生記、今回は脳科学の本。難しくない。数字、言語、知覚、学習/記憶/予測etc、自閉症の人の特異な脳機能(つづく
レインマンに代表される自閉症への誤解も正されている。思考は情報ではなく知識に基づいている、とか個人の世界観が思考を統合する、とか傑出した独創性は遺伝に由来する、とか知能の証明は存在せず在るのは知能だけ、とか興味深い話と考察がたくさん。
最後)自閉症の双子のコミュニケーションがおもしろかった。1万時間ルールが正しく扱われている。IQテストは知能ではなく認識力を測るものという考察は本当そのとおりと思う。なぜならわたしも中学のとき150以上で先生やらいろいろが家に来たけど別に普通だもん笑。親が興味なくてよかった笑。
サヴァン症候群の著者が書いた、悩や記憶や数学等々について語ったノンフィクションというか、エッセイ?
個々の事項については知っている事が多く、認識の再確認といった感じではあったが、それに対する著者の考え方や見解は面白い。
内容とは関係ないが、参考図書としてあがっている115冊の文献の内38冊、およそ3割が日本語に翻訳されて出版されていて、これはこれですごい数だな、と。この辺の翻訳天国ぶりが英語学習の妨げになっている様な気がしないでもない。
どなたかも書いていたけど、寄せ集め感はたしかにある。それでもなお記憶や芸術、言語に関する部分はとてもとてもおもしろかった。たぶん自分の興味分野のせいなんだろうけど、尻すぼみだったのはちょとざんねん。
同じ人間でも、これほどまでに見えてくるものが違うことを羨ましく思うことがある。本書はサヴァンであり、アスペルガーでもある筆者自身によって書かれた貴重なものだといえる。『生物から見た世界』を書いたユクスキュルのように、この本においてもその見え方、とらえ方が違い、異質だというのではなく、その差異を天賦のものとして我々は迎えなければならない。脳内の結びつきが強く、また人よりもその得意不得意が極端化することが、彼らにとっては能力という形で還元され、それがとりわけ多くの人をあっと驚かす。筆者が言っているように、そうであっても私たちは人間であることには変わりなく、これから先もその凄さを目の当たりにしながら、少しずつでも歩み寄っていくことが、真の理解につながるものと思っている。
まず一番に思ったのは、前作に比べて非常に文章が洗練されたということ。専門的な内容なのに大変わかりやすく、言葉運びも滑らかで読みやすい。訳が良いのかと思ったが、巻末で訳者も「迷いのない文章だった」と書いていたので、原文からしてそうだったのだろう。 今回は、彼自身のサヴァン、アスペルガー、共感覚についてよりむしろ、そのような能力を持った言語学者として、学術的立場に立った「脳」についての考察が主だ... 続きを読む »
著者は、世界にほんのわずかしかいない自閉症でサヴァン症候群でもあり、かつ共感覚の持ち主であるという。そして、その能力はすさまじい。円周率は22500桁を暗誦し、10ヶ国語を操るそうである。本書は、そんなダニエル・タメット氏が脳をテーマに、その働きと力について描いた一冊である。 ◆本書の目次 第1章 空より広い 第2章 脳を測る---知能と才能 第3章 ないものを見る 第4章 言葉の世... 続きを読む »

チェック項目24箇所。一人一人の脳が素晴らしい。脳は一生のあいだ絶え間なく変化し続ける。十代の子供たちの行動が衝動的、感情が不安定になるのは前頭葉の発達過程が20代前半まで続くから。感情の読み取りが不...






