- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062156936
感想・レビュー・書評
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プロ野球の審判本を読んだときも思いましたが、サッカーの試合を見てて、レフェリーの判定に文句を言うたことがある方は、一読されてみてはいかがでしょうか。
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審判目線が、面白い。
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日本の審判会のトップが、ここまで書いてもいいのか?! というくらい書いている。著者がトップだからこそかける内容なのかも知れない。
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【Succor】サッカーを100倍楽しむための審判入門/松崎康弘/20170420/(37/633) <189/75080>
◆きっかけ
・アンゾン?
◆感想
・内容がとても新鮮でした。サッカーの見る目が変わった。まず、プロのレフリーが、試合ごとに厳しい評価を受けながら、フィジカルもメンタルもトレーニングを重ねている話は国際試合やJリーグの試合の舞台裏を覗いた気分だ。その割に、日本では報酬が低いことも驚かされた。
・著者曰くは、審判はただ反則を見つけて咎める「監視員」ではなく、プレーヤーにも観客にとっても記憶の残る好ゲームになるような環境を整備する第三のチームであるというのだ。故に、決して高圧的にではなく、かといってなれなれしいのでもなく、選手とコミュニケーションを密に保ち、互いをリスペクトできる雰囲気を作出し、リードしていく役割だという。これは、単にサッカーのルールに則ったジャッジメントだけでなく、ともすればエンターテイナー的な要素も併せ持つ役回りであり、そしてこれが審判の醍醐味なのかもしれない。翻って、当方自身がそんなレフリーを目指すのなら、言わずもがな、フィジカルもメンタルも日々の練習試合で鍛えていくほかないだろう。
◆引用
★サッカーでは審判の判定が試合の行方を左右することもある。サッカーはミスのスポーツ。これには選手のミスだけでなく、審判のミスも意味している。
・ゲームコントロールの重要性:判定が正しくとも、ゲームコントロールがうまくできていたか、選手にうまく対応できていたか。
・判定には幅がある。試合の流れを読み、選手の意図をくみ取って判定。
・選手はプレーを、審判はレフリングを同じピッチでやっている。選手同士、さらには選手と審判がお互いにリスペクトしあわなければ、ゲームは上手く進んでいかない。選手も審判も間違いを犯す可能性はある。そのことを理解して上で、リスペクトする気持ちを持たなければならない。
・審判にとって必要なことは、正しい判定を下すことだが、何かあった時に、選手にきちんと対応することでもある。その真摯さも、リスペクトも、そして毅然とした姿勢もなければならない。
・ファウルを取り試合の温度を下げる。
・審判は試合の環境のひとつ。天候やピッチコンディションと一緒。よいグランドだから良い試合が出来た。とおなじように、良い審判、安定したレフリングだから良い試合ができた。
・良いプレーだった、おしかった、とコミュニケーションとってもいい。
・目に見えるプレーだけでなく、選手の意図も読む
・判定に一貫性はないといけないが、対応については多様性があっていい。
・誤審だと怒るのでなく、なぜ間違えたか?ポジションが悪かったのか、ちょうど死角になっていたのかと考える。 -
ずっと気になっていた本。BOOKOFFで見つけて、一気に読んでしまいました。
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2011シーズンからちょこちょこJリーグの試合を見始めて、その頃からよく審判を叩く書き込みを目にしていたので読んでみた。
難しい場面で適切に裁いていた審判がいること、
ネット上の酷評を真に受けるべきではないこと、
そういったことを知ることができた。
家本さんのあれは鹿島サポーターの私怨なんだなぁ…。 -
サッカーの審判について
審判が何を考えているか、
良いジャッジとは何かがわかりやすく書かれている
もう一歩踏み込んだ話があっても良かったか -
三鷹