- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062158022
作品紹介・あらすじ
子どもの絵がヒントをくれる子育ての悩みQ&A
子どものサインを見逃さないで!絵の見かた最新版!
40年間子どもの絵に寄り添ってきた著者が、子育ての悩みに実例をあげてこたえます。
●幼児期は子育ても手探り
同年齢の他の子と同じことができません/友だち遊びが苦手/頑固で聞き分けがありません etc.
●集団に入ってうまくやっていける?
イジメが心配/片づけが苦手です/もしかして学習障害? etc.
●思春期――見えづらい子どもの内面
親を無視するのは、反抗期だから?/「いい子」すぎてかえって不安/子どもが荒れています etc.
●子どもの困ったクセや行動
キレる前にサインは出るの?/細かいことを気にして、神経質/なんでも時間がかかります etc.
●子育ての悩み――親のSOS
つい子どもに手をあげてしまいます/親の離婚や再婚の影響/親の期待はプレッシャー? etc.
●子育てに役立つ絵の見方
色彩や配色に込められた気持ち/形やモチーフが語るもの etc.
感想・レビュー・書評
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借りたもの。
絵を読むというより、著者が凄く子供を“見ている”ことに気づかされた一冊。
もちろん、多くのお子さんたちと接した経験と、カウンセリングの傾向を結び付けて紐解いているのだろうけれど……子供をよく見て、共感していないと、こうした絵解きは表面上だけではできないだろう。
子どもたちの絵には、意識的にも無意識的にも精神状態が反映されている。
どうやら色だけでなく、モティーフにも一定の傾向が表れるようだ。
自分自身にも、思い返せば共感する精神状態のときに、そのモティーフを多用したり、色彩の傾向が指摘通りだった気もする。
「子どものことがよくわからない」という前に、描画によってストレス発散させ、モティーフによって言外に表現される思いに目を向けたいと思った次第。
……今現在、私は子供を育てていないが、自分自身の経験と、戒めとして。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
子どもはドキッとするような配色の絵を描く時がありますよね。いろんな絵の具を使いたいだけなのか、心理状態なのかはわかりません。
子供でも大人でも、絵に現れるもの、感じ取れるもの、様々だと思います。
つくづく面白いなぁ、と感じます。 -
全てがこの解釈通りというわけでは無いと思いますが、こういう知識があるのとないのでは
子どもを見る視点が変わるかなと思いました。
とても読みやすかったです。