世の中への扉 よくわかる政治

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 22
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (130ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062163507

感想・レビュー・書評

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  • いやほんと、よくわかる。小学上級からと書いてあるのだから当然といえば当然。でも政治家にはこういうふうに子供向けに本を書いてほしいと思いました。知識としては新しいことはほとんどないのだけれど、総理大臣について舛添さんがどんなふうに考えているのか、アメリカについてはどういう考え方をしているのか、経済とか教育とか少子化についてはどう考えているのかがある程度わかりました。何より良かったのは、官僚と政治家の関係について書かれているところで、まったく興味のなかった霞ヶ関の仕事に少し魅力が感じられました。そして、政治家という仕事はきっとやりがいがあるのだろうなあと思えました。子どもたちがこの本を読んで、国のために働く官僚や政治家を目指すといいなあと思います。子どもに読ませようと思って図書館で借りてきましたが、先に読んじゃいました。

  • チビ1号、移動図書館にて

  • 国会議員とは。総理大臣とは。官僚とは。
    の考え方のヒントになる。
    子ども向けで語り口が優しいので読みやすい。
    政治を知りなおしたい人、舛添さんの考え方を知りたい人の入門としては良いと思う。

    但し、自分がいかによくがんばったかについてが随所に散りばめられていて、少し鼻につくのが残念。

  • 「よくわかる政治」というよりは「よくわかる政治家」のほうがタイトルにふさわしい。
    小学校上級者向けに書かれているそうで、読みやすくわかりやすい(でも小学生上級で本当にこれが読めるのかはわからない…)。

    なんでも大臣になると、その日のうちに自宅に防災用の無線装置が取りつけられるそうだ。そして自宅の前にポリスボックス(交番)ができ、警察官が襲われないように15分に1回パトカーが回ってくるらしい。(pp.39-41)

    選挙にかかるお金が一定票以上獲得したら返ってくる「供託金」のシステム(年間国民一人当たり250円負担している)は知らなかったなー。

    得るものは少なかったが、一つひとつのセンテンスがわかりやすく書かれていた。あのテレビで見る舛添さんのイメージが変わった一冊だった。

    (まっちー)

  • ★★★★☆
    非常にわかりやすく、政治とその仕組みを紹介してくれている。
    多少、ご自身の意見(主張)も述べている箇所もあるが、なぜそのように考えるかという理由も付しています。
    いまそこにある政治について、考えるキッカケになる一冊かと。
    (まっきー)

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著者プロフィール

舛添要一(ますぞえ・よういち)

 1948年、福岡県に生まれる。1971年、東京大学法学部政治学科を卒業し、同学科助手。パリ大学現代国際関係史研究所客員研究員、ジュネーブ高等国際政治研究所客員研究員などを歴任。1989年、舛添政治経済研究所を設立。2001年、参議院議員選挙に出馬し、168万票を得て当選。 2005年の自民党「新憲法草案」のとりまとめに際しては中心的な役割を務め、2006年からは参議院自民党の「ナンバー3」政策審議会長を、2007年からは厚生労働大臣をつとめる。2014年、東京都知事に選出される。
 著書には、『母に襁褓をあてるとき―介護闘い日々』(中公文庫)、『内閣総理大臣―その力量と資質の見極め方』(角川oneテーマ21)、『永田町vs.霞が関』『日本新生計画』『日本政府のメルトダウン』『憲法改正のオモテとウラ』(講談社)などがある。

「2014年 『母と子は必ず、わかり合える 遠距離介護5年間の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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