- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062163712
感想・レビュー・書評
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もう随分前に読んで、こうありたいと思ったのを
覚えています
先日読み返してみたら
やっぱりいい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「男女同量」
近頃(・・といっても30年前)の夫婦茶碗は
色違いで同じ大きさ、という文中にある。
それを夢見た来た世代の人がここに居る。
キチンとした生活に頭が下がる。かっこいいと思う。 -
一気によまずに、一粒ずつ包み紙を開けて楽しむチョコレートのように
じんわりと楽しみたい一冊。
この人すごいなあ~~~
読むと柄にもなく家事欲に火がついてしまう。
休日にのんびり細い細い火で根気よく豆を炊く。
名女優がそっと日常の慌しさやストレスをリセットするひととき。
台所でくるくる動く沢村さんを想像して、なんともいえぬ安堵感と郷愁を感じるのです。
レシピページはしっかり折って。
真似してみよう。 -
20120211 日本とは。今、読み返し心に留めたい事がいっぱい書かれてる。若い人に送りたい本。
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時がたっても、言ってることは古くない。
「つかず、はなれず」「あきていませんか」など
考え方もなるほどと思うものばかり。
他人への思いやりもあって、すごくよかった。 -
料理エッセイかと思っていたら
もう少し幅の広い内容だった。
明治生まれの女性として、役者として、兼業主婦として
それぞれの立場からのエッセイ。
浅草生まれ、塩水の影響で水が悪く、
きれいな水はとっても貴重、というのには香川県人として親近感。
料理では「常備菜」
五目豆、ひじき、いりどうふ、きんぴら、ねり味噌
簡易オニオンスープの素
漬けもの談義
喉もと過ぎれば鯛も鰯も同じこと?137
30 夫婦茶碗の大小
47 着物50に帯が百
68 お歳暮、下町では現金を贈る習慣も
79 怒ると血液が酸性になる(※なりません)
82 腹いっぱいでは良い芝居ができない
88 覚えにくい台詞は台本の端に大きい字で書くと覚える
108 大掃除「済」マークの交付
153 蛇口を閉める
198 関東大震災、お湯と鰹節を持って上野の山へ -
子供のころ、若いころ、ではなく娘のころと書くのがいいなあ
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沢村貞子さんの本を読むと、「ちゃんとしよう」と反省し、尊敬する。