- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062168038
作品紹介・あらすじ
歌謡曲を熱唱し、犬を追って走り、ときに文学の鬼となる。犬の目から見た作家の"実像"-「日常」こそが文学だ。連載時より話題の傑作エッセイ、ついに刊行。
感想・レビュー・書評
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「スピンクの壺」を先に読んでしまったので、
キューティーにこんなに悲しい過去があったなんて知らず、ショックを受けた。
アホなポチ(人間)だけど、この家に来れてよかったねとなでなでしてあげたい。
シードがまだ出てこないので、彼が家に来るいきさつも楽しみです。
全てにおいて面倒臭いポチと、聡明な美微さんのやり取りもおもしろい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おじさんが管を巻いている様子を眺めるのはなんでこんなに面白いのか
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何しろ表紙のスピンクが好き。プードル全く興味無かったけどかっこいいな、スタプー!♪(´ε` ) 町田康文章が苦手なのに、犬視点で語られると多少「?」と思ってもなんとか読める。弟・キューティーと主人・ポチを同列で哀れんで、さらにポチを舐めきって、うひゃうひゃ大はしゃぎな毎日を「幸せです」と語るスピンク。犬の幸せ、見習わないとなU^ェ^U
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縁あって町田家に引き取られることになった牡のスタンダードプードル、スピンクの視点で描かれるエッセイ。
犬と猫の性格の違いなのか、猫エッセイのあとで読むとスピンクの素直さが際立つ気がする。
スピンクがやって来る経緯については猫のよびごえでも少し触れられている。
時をおいて、スピンクと同時に生まれた兄弟であるキューティー・セバスチャンも町田家へやってくることになったが、それまで過酷な環境におかれていたキューティー・セバスチャンは肉体と精神にダメージを受けていた。
町田家で暮らすうちに徐々に元気になってきていてよかった。 -
犬の毛を染めることには馴染めない。
町田家のインテリアが不思議な不協和音を奏でていた。
勝手なこと言って申し訳ない...。
スピンクさん、キュティー・セバスチャンさん、可愛いです。
こんどは猫本、読もう。 -
いゃ〜、笑った(笑)
スピンク可愛いすぎ(笑)。
町田康の独特な言いまわしと
スピンクの愛らしい日常。
主人をちょっと下にみている
感じが可愛いらしい(笑)。
一緒にガウガウしたり、
ソファー掘りしたり、犯人だー
をして遊びたい。 -
猫派の著者のイメージがあったからか、このド派手な表紙とプードルに衝撃を受け、少し時間が経ってから買ってみた。
犬目線で書かれるエッセイは初めて読んだ。
著者の得意な言葉の使い方や間の取り方は、犬が話していても面白い。
そして、猫の〜シリーズ同様、犬と戯れる著者の様子が伝わってくる写真が満載だ。
猫に続いて、犬も飼ってみたくなるような、楽しそうな生活を垣間見せてくれた。 -
スピンクという名のスタンダードプードルが、
主人・ポチこと町田康との日々のすったもんだをつづった日記。