幻想郵便局

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 600
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062169332

感想・レビュー・書評

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  • 次のも読んでみます。映画館かな。

  • あの世とこの世の境目にある郵便局。不思議で心温まるお話でした(*´∀`*)シリーズになっていて、今4巻まで出てるのかな?また続き読んでみようかな(*´ω`*)郵便局の面々の過去が気になるところ!2017.02.02読了。

  • 不思議な物語だった。死者は消えた事にしてはならないというメッセージが込められている。

  • 山の上、ぽつんと現れた賑やかな郵便局。「これは魔法の鼎なのです」「大奥様がくるわよーっ!」「物に尊敬語を使うな!」「バイバイ、おにーちゃん」アルバイトをはじめたアズサ。得意なことは、“探し物”。「ここから冥界に行くのよぉ」「あたしを、殺すなんて」「殺人という負債はなかったわよ」「狗山比売は、登天郵便局の宿敵なのです」平穏な日々が徐々に翳り、『みんな、忘れてしまえ』―絶体絶命の、危機。ようこそ、登天郵便局へ。

  • 以前にシリーズの『幻想探偵社』を読んでしまったので何となくこちらも読んでおいた方がいいのかな…と。

    就職浪人の主人公が死者と生者の間を取り次ぐ登天郵便局でアルバイトを始めるのですが…いくら特技が無いからって大学卒のある程度常識があるであろう大人が特技欄に『探し物』って書くのか?とまず突っ込みたい。
    主人公が郵便局で働く姿が殆ど無く、何故設定が郵便局?と思えたり、これは私との相性の問題なのだろうけれど会話やモノローグの部分に妙なぎこちなさを感じる箇所が時々あって(これはこの著者の他の作品でも感じるので本当に個人的な向き不向きなのでしょうが)しっくりとこないのです。
    ファンタジーとかホラーとか色々な要素を盛ったけれどどれも中途半端間があり勿体無く思えました。

    他のシリーズを読もうかどうしようか迷うところです。多分、シリーズはとりあえず全部読んでおこうと考える自分なので読むとは思うけれど…うーん。

  • もうひと盛り上がりあるのかと期待してしまってたので最後尻すぼんだ感じだったが、サラリと読めてよかった。
    怨霊の真理子さんの怖くて笑えない行動が面白かった。
    功徳通帳は本当にあればいいのに…

  • やっぱり堀川アサコ節はちゃんとミステリらしいミステリやってくれるしどんでん返しもちゃんとやってくれる様式美あるよな・・・・・・。

  • 2015.6.26 読了

    かなりなファンタジー。

    就職浪人の わたしことアズサ。
    履歴書に唯一の特技である
    「探し物を見つけること」と書いたことから、
    登天郵便局に アルバイトか決まる。

    けど、その郵便局は 普通の郵便局じゃなかった。。。

    亡くなった人が 生きてる人に
    亡くなったことを知らせる
    (夢なんかを見させる)ために 訪れたり、
    生きている人も 強い意思を持った人か
    郵便局に選ばれた人のみ
    訪れることができる郵便局だった。

    そんな郵便局で働くことになったアズサ。

    その日常だけの話なのかと思いきや、
    若干のミステリー要素もあり
    なかなか面白い 話でした。

  • ちょっぴり怖くて、ほっこりするお話だった。

  • ちょっと怖い設定のはずなのに、何一つ怖いと感じる事もなく。主人公のキャラクターがとてもほんわかとしていて、いや多分本人はとても大変なのでしょうけど・・・とにかく、そのほんわかさにホラー色が中和されてとても不思議なお話でした。こんな郵便局があるならちょっとバイトしてみたいな、なんて思うのです。

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著者プロフィール

1964年青森県生まれ。2006年『闇鏡』で第18回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。『幻想郵便局』がベストセラーとなり、以降、「幻想」シリーズで人気を博す。他の著書に『ある晴れた日に、墓じまい』『うさぎ通り丸亀不動産 あの部屋、ワケアリ物件でした!』『オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き』「おもてなし時空」シリーズ、「仕掛け絵本の少女」シリーズなどがある。

「2023年 『キッチン・テルちゃん なまけもの繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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