グッバイ・ヒーロー

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 369
感想 : 87
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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062169790

感想・レビュー・書評

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  • 主人公は同じだが、2部構成となっており軽いタッチで書かれていてさらっと読めた。但しトリックはしっかりしているので、読後感も良かった。

  • 謎といった謎もなく、テンポ良く読める。まあ面白かった。もう少しボリュームがあっても良かったかも。特に第二部。

  • 伊坂風、と聞いて読んだけど、うーん…

    ページをめくって出てきた「第二部」にちょっと笑いが
    第一部との比率おかしいww

  • 都合の良すぎる展開だけど、すごく引き込まれてサクサク読めた。

    途中の1000万円の使い道といい、ずっと影になりながら守り続けてくれたおっさんカッコよすぎだわ

  • 「困っている人がいたら助けなければいけない」というマイルールの下、立てこもり事件に巻き込まれてしまう主人公。そこで出会った「おっさん」との絆によって事件を解決していく…というストーリー。都合よすぎや、推理がバシバシ当たりすぎな部分もありますがテンポよくスラスラと読め面白かったです。読んでいる最中、とてもピザが食べたくなりました!

  • 横関大さん江戸川乱歩賞をとった『再会』の後の受賞後第一作。
    ピザ屋でバイトをする伊庭亮太はバンド仲間たちと一緒の職場でバイトをしている。困っている人がいたら助けなきゃというのが彼のルールなのだが、ピザを配達する中でおせっかいとも言える人助けを続けてきた。そんなある日立てこもり事件の犯人から配達を指名で受ける。ピザ屋の自社サイトにのせた配達員のコメントを見ての指名だった。
    そこで人質になっていたおっさんの依頼をきいて、彼を助けてしまうのだが、それがきっかけで更なる事件に巻き込まれてしまう。そこからの展開が面白い。時がすぎ、彼らはインディーズバンドとして売れっ子になっているのだが、そのコンサート会場で事件が起こるのだが。。
    主人公伊庭亮太君にほれると思います。ただ最後までタイトルの意味が分からず仕舞い。

  • おもしろかった!!
    こーゆー展開につっこみどころはあるものの勢いがあって、キャラクターが生き生きとしてて、そしてなんだかあったかいおはなし、大好き!!
    実写映画化希望~!。
    ちょっと小柄で人懐っこい笑顔の役者さんに亮太を演ってもらいたいなあ。
    めっちゃ、おいしいピザが食べたくなる。

    困っている人は助けないと。
    もう、殆ど反射神経のように、そう行動しちゃってる亮太と
    なんだか正体が知れない感じなんだが、悪い人ではないような、という
    おっさんのコンビが楽しい。
    そして、やっぱり生きていたおっさん。
    あの時言ったとおり、影ながら亮太たちのライブを守り続けてた。
    そして亮太も、おっさんのことを大切な友人として歌を歌い続けてた。
    うーん、いいなあ、こーゆーのほんっと大好きだわあ。
    ラストの亮太のセリフがまた泣かせる。

  • #読了。ミュージシャン志望の伊庭亮太は、宅配ピザ屋でドライバーとしてアルバイトをしている。困っている人を見ると助けずにはいられない性格から、リピーターには彼を指名してくるお客も。そんな折、彼を指名してきたお客はなんと立て篭もり犯。軽いがスピード感は有。おっさんのキャラには魅かれるものが。

  • 面白かった

    最後の亮太の台詞が感動。・゚・ (*ノД`*)・゚・。

    ヒーローは亮太のことなのかと思っていたら、おっさんが実はヒーロー?
    『グッバイ・ヒーロー』という題名の理由もわかった気がする

  • 4月-9。3.5点。
    ピザ宅配のバイトをしながら、バンド活動をする主人公。
    立てこもり事件の犯人から、名指しでピザ宅配を命じられる。
    これがきっかけで、ある謎のオヤジと交流。
    成功した後に、主人公が狙われる。
    結構面白かった。この作家はいつもホロリとさせられる。
    次作も期待。

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著者プロフィール

1975年静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞。著書に『ルパンの娘』『ピエロがいる街』『沈黙のエール』『チェインギャングは忘れない』『スマイルメイカー』『グッバイ・ヒーロー』『炎上チャンピオン』『仮面の君に告ぐ』『いのちの人形』などがある。

「2023年 『ゴースト・ポリス・ストーリー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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