常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」

  • 講談社
3.74
  • (17)
  • (26)
  • (21)
  • (4)
  • (2)
本棚登録 : 308
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062172264

作品紹介・あらすじ

地球のいたるところに、常識からはみ出す人を増やすこと。
自由に自分らしく、生きた証となるような仕事に情熱を燃やす人を増やすこと。
自分だけ満たすのではなく、社会とつながる人を増やすこと。
人に貢献することで、自分の人生を輝かせる人を増やすこと。
これが僕の「世界征服計画」だ――。
自分の人生を人の期待通りに生きる必要なんてない

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=9277

  • 評価
    ★★★★★ 毎日読みたい
    ★★★★ 引越しても持って歩きたい
    ★★★ 仕事の優秀な道具
    ★★ 人に推薦したい
    ★ 途中で読書中止

  • うーん、私もこんな感じで実行してますね、という感想。

  • 大学院に勝る1年間の自主学習(1万ドル以下)
    ・エコノミストを毎週定期購読
    ・すべての国名・首都名・現在の大統領や首相の名前を覚える
    ・世界一周航空券を購入して旅する
    ・世界の主な宗教の聖典を読む
    ・語学学習用のポッドキャストを入手し、1度に20分、学びたい言語のエピソードを聞く。これを週5回、1年間継続。地元に外国語会話サークルがあれば1週間に1度参加して会話を実践する。
    ・1年間で少なくとも3つの新しい技能を身につける
    写真撮影、プログラミング、武術など。
    ・30冊のノンフィクションと20冊の一流の文芸作品を読む
    ・スポーツクラブに通う
    ・プレゼンテーションや公園が平気でできるようになる
    ・ブログを立ち上げる
    ・書く技術の実用書を買って文章を書く勉強をする

  • この人は本当にノマド。旅をしながら仕事をしている。
    東京をウロウロしながら、喫茶店やファミレスで仕事をしているのとは、わけが違う。

    「小さな友軍」の考え方や、「パーソナルファイナンス」など、役にたつ考え方だ。

    そして、「トラベルハッキング」については、僕はもう少し勉強してもいいだろう。

    いずれにせよ、「自分でルールをつくる」のは、今、もっとも興味があること。

  • 副題に「ノマドワーカーが贈る〜」とあるが、内容はノマド関係に限らない。仕事と人生を変えるための提案をする本。テーマは「自分が望む生き方をしながら同時に他の誰かを助ける」こと。
    他の本に書いてあることもあるが、どのページも人生に前向きに取り組もうという気にさせられるヒントに満ちている。翻訳が良いのもあるだろうが、気楽に語りかけるような親しみやすい文体が良い。

  • ノマドワーカー、クリス・ギレボーの「生き方戦略」とでも言うべき一冊。

    書評など:
    <a href=\"http://rashita.net/blog/?p=8453\">【書評】『常識からはみ出す生き方 ノマドワーカーが贈る「仕事と人生のルール」』(クリス・ギレボー)</a>

    <a href=\"http://rashita.net/blog/?p=8472\">クリス・ギレボーとの共通点</a>

  • /////感想
    確かに、著者は”常識からはみ出した生き方”の実践者だが、他の自己啓発本との差異が見られない。
    こういう本って多いな。

    大学院というシステムを維持するために、学生を何かに取り組ませておこうとする、いわば”時間つぶし”のようなものだった。
    僕がこの本を書いた動機は、誰もが権威に立ち向かい、きまりきった常識に捉われることなく素晴らしい人生を送れるよう、手助けをしたいと言う思いだ。その根底をなすイメージモシンプル「自分の人生を人の期待どおりに生きる必要なんてない」今ここで本を置いて、この言葉通りに毎日を生きようと一歩踏み出すだけでも、君の人生はこれまでと全く違ったものになるだろう。
    お金は他の何かと交換して初めて価値を生む。このことがなぜ大切かというと、自分がやりたいことをするためにどのくらいお金が必要か分かっていない人が、余りにも多いからだ。望み通りの生活を手にするために必要な額を人はむやみに高く見積もったり、逆に低く見積もったりする。
    うれしいことを先延ばしにする、あるいは未来のために現在を犠牲にすると行った考えは、老後の資金計画を建てる場合には、功を奏すだろう。それはまた、人生から逃げる言い訳としても効果的だ。
    我々が探し求めているのは生きることの意味だと人は言う。私はそれが人間の本当に求めている者だとは思わない。人間が本当に求めているのは、<今生きているという実感>だ。
    何かをやった公開よりも、やらなかった公開の方がずっと大きいはずだ。だから新しいことにはチャレンジしてみればいい。燃え尽きることを心配する必要などない。好きなことをするのに、なぜ燃え尽きる必要がある?本当はやりたかったのに、不安で結審できなかった時の後悔を心配しよう。
    自分は何を望んでいるのか、どこに向かいたいのかを明確にすることだ。
    全ての不安を紙に書きだそう。恐怖心を克服するには、まずその存在を認めること。恐怖心や不安というのは理屈に合わないものだが、それを認識することで、最小レベルにまで分解できる。
    窮屈な場所(あるいは会社など、君が仕事中にいる場所)での単調な生活から逃れたいと思うなら、逃げる先が必要になる。もし逃げる先がなければ、脱出前より幸せにはなれないだろう。
    大学に通ったことを後悔はしていないが、講義そのものから多くを学んだなんていう幻想も抱いていない。むしろ、僕が学んだことと言えばいかに試験のヤマを張るか、短時間で記憶するにわどうすればいいか、そしてどうやって自分をよく見せるかだこうしたことは、大学においても人生においても間違いなく重要なスキルだが、永続的に価値のある”何か”を創造する妨げにもなり得る。
    独創的なライフプランニングにおいて、最も重要なのは自分が何を望んでいるかを明確にすることだ。
    彼女が貧乏でないと言うのは正しいが、お金と幸せの相関関係はせいぜいその程度だ。幸せに成るのに必要な収入の額は人それぞれで、地域によっても違ってくるだろうが、調査によると幸せと収入とが関係するのは比較的収入の低い範囲だけで、それを超えれば幸せと収入とは直接関係しないという結果が一貫して出ている。ある概算によると、収入が年間4万ドルを超えると、それ以上の収入があっても幸せの量はさほど増えない。目標は、君自身がお金と幸せを測るものさしのどこに位置しているかを知ることだ。そうすれば、それに従って君の人生を設計することがでいる。
    Q.自分の人生は何に費やせばいいのでしょう?
    A.他の何よりもやってみたいと強く思う、素晴らしいものに費やせばいい。何かしらのアイデアが浮かんで夜中に目覚めるようなら、出だしは好調だ。

    人生における大きな喜びは、君にはできないと世間が言うことをやってのけることだ。byウォルター・バジョット
    人生における最大の失敗は、失敗を恐れ続けることである。byエルバート・ハバード
    大学なんて老人ホームみたいなもんだ。ただ、大学ではより多くの人間が死ぬだけのことbyボブ・ディラン

  • クリス ギレボー著「常識からはみ出す生き方」講談社(2012)
    *守り続けている哲学に教祖はいない。これまでのところ良くも悪くも自由が最高の価値のあるものだと考え、それを軸に人生を構築することを学んできている。
    *自分が本当に望むものを手に入れながら、同時に独自の方法で他の誰かを助ける。それが一つに収束した状態を世界征服と呼んでいる。自らは冒険に満ちた生き方をしながら、一方で自分以外の人々に大きな変化をもたらす生きた証(レガシー)の残そうと真剣に取り組む。一所に身を落ち着ける必要も、ちっぽけなことを受け入れる必要もない。
    *絶対に公開しないという哲学を身につけることで、大局的にみて大きな変化を経験している。行動を起こさなければ、疑念と恐怖心が生まれる。行動を起こせば自身と勇気が生まれる。恐怖心を克服したければ、家で考えていてもダメだ。外に出て動き出せ。
    *「普段はこうすべき」という人に要注意。人はなぜ本当にやりたいことではなく、人から期待されることをやるのだろう?それにはたくさんの理由がある。無気力、変化への恐怖、やりたいことをやればいいと言ってくれる人がいないなどなど。もうひとつ理由がある。それは、権力者が巧みに身の程を思い知らさてくれる。権力者の多くはいわば門番である。門番とは、他人の選択を制限できる既得権を持った個人、団体。創造的な成功を実現するには乗り越えなければならない障害物のことを指す。つまり門番とはNOを突きつける人々である。
    *普通を守る門番が仕掛ける罠には、(1)なぜなら〜〜作戦、(例:なぜなら誰かがそういったから、なぜなら普通はこうだから)(2)それが人々(国民)のため作戦、(例:はみ出す選択をするとそのせいで他の人間に害がおよぶという考え方)、(3)ハイアーパワーに訴える作戦、(例:神、上司、組織、会社、一般的な権力者などで、社会の規範や非公式なルールに言及する場合など、なぜなら〜という答えで十分ではない場合はハイアーパワーの名を借りる)、(4)⚪︎⚪︎だったら事情は変わるだろうという予言作戦、(例:歳をとれば、こともがいれば、責任をもてばなどで、おそらくそれは事実だとおもうが、変化を受け入れる覚悟を決めればあとは自分次第)。
    *ルールを変えれば習慣に勝てる。また、何が正しいかは時代とともに変わる。何かが実行されるやり方に不満なら、それを受け入れる必要はない。
    *行動することで人生をコントロールする。自分自身の能力こそ最大の防御。すべきことは出来事に対する解釈の仕方を変え、環境を変えるために行動にでること。
    *起業家とは1日24時間自分のために働き、1時間ですら他人のためには働かない人間のことである。
    *自分で事業を起こすことはリスキーだと思う人もいるが、本当のリスクは防御策を外(自分以外)の力に任せていることにある。
    *お金と幸せの間には相関関係はある程度の額まではあるが、それを超えるとほとんど関係がなくなる。
    *倹約と出費。(1)本当に価値を感じつものに喜んでお金を出す。(2)価値を感じないものにはできるだけお金はださない。(3)すべてが同じ条件であればものよりも経験に価値を置く。(4)投資することは長期的な貯蓄をするのと同じくらい重要なことである。

  • 思いがけず今日著者に会えることになったので再読。
    改めて本書の持つインパクトの大きさと著者の真摯な人間性を感じました。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

●Chris Guillebeau(クリス・ギレボー)[著]……作家、ブロガー、起業家。
著作には、『1万円起業』『自分再起動』(ともに飛鳥新社)、『常識からはみ出す生き方』(講談社)、『その仕事でいいのかい?』(TAC出版)等がある。
ウェブ上でSide Hustle Schoolを主催し、サイド・ハッスルにまつわる話題を毎日ポッドキャストで配信。月間200万以上のダウンロードを誇る人気サイトである。
ボランティアとして4年間西アフリカで援助活動に参加したこともあり、さまざまな場所で多くのビジネスを生み出し続ける。また35歳の誕生日を迎えるまでに世界中の国(193カ国)を訪問し、自分が満足できる生活を求める人へ、起業や働き方の実用的アドバイスをすることに情熱を注ぐ。

「2018年 『0円副業のススメ 小さなアイデアが収入に変わる27日間マニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

クリス・ギレボーの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×