- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062178891
感想・レビュー・書評
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印象に残った言葉。
「人生万事、選択の自由は自分にあるのだ」p9 -
設定というか雰囲気は大変によい小説だと思う。「日記」という部分は正直あんまり生かされていないように思うものの。
「日記堂を営む妖しい女性」という感じからしてミステリアスな印象を持って・・案外雑多な感じだったりとか、ちょっと変化球なのも面白かった。。。
けどなあ。
ちょっとそのあたりが生かし切れていないようにも思った。雰囲気の構築は実にいい感じで「さあ」ってくらいでなんだかざっくりと終わっちゃった。うーん。なんだかなあ。いろいろ伏線めいたものもあったようにも思ったんですが。
雰囲気は素晴らしいものの、「惜しい」一冊です。 -
日記を買いとり、その人にあった日記を売る日記堂。
父のお使いで茶摘みに来て茶泥棒にされてしまった主人公が、日記堂の店長に働かされるという話。
ほのぼのとした内容が面白く、最後になぜこの主人公なのかというのに繋がっていきストーリーとしてもスッキリまとまっています。
店長さんは非常にミステリアス。 -
2012 11/17
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これも幻想シリーズ(勝手に呼んでるだけだけど)の1冊なのかなぁ。読み始めてすぐは森見登美彦風テイストを感じて期待が高まるのですけど、その期待は瞬く間に裏切られました。少なくとも俺には何が何だかさっぱり…。
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結局なんなのかよくわからないまま終わってしまった。
続きを書かれるのでしょうきっと。 -
〈内容〉丘の上の「日記堂」。古今東西、ありとあらゆる日記を揃えたその店は、世にも美しい女性店主が切り盛りしている。日記堂のお客はちょっと変わった人ばかり。やはりちょっと変わった事件が起きるのだが、その影にはいつも妖しい女性がいて――。
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お客さんごとの話は面白かった。日記を読むことで自分の人生を変えるというのもよかった。ただ主人公であるはずの友哉と猩子さんが理解できなかった…
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安達ケ丘のへそにある日記堂。
日記堂とは他人の日記を販売している、不思議なお店。女店主いわく「退屈な日記は幸せの記録です。読んでいると、気持ちが落ち着くものですよ。それとは逆に、自分と同じ境遇にある人の日記を読むのも、気が休まります。」
その女店主の元で働くことになった大学生の友哉。
律儀でお人好しな友哉がひと夏を日記堂で働き不思議な騒動に巻き込まれる物語。最後まで女店主はその人柄が謎のまま続編が読みたくなった。