エンタメ小説進化論 “今”が読める作品案内

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062181785

作品紹介・あらすじ

相関する物語と現実。絡めて、論じて、新時代を見据える、ぼくらの最先端エンタメ地図。

感想・レビュー・書評

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  • 雑誌「メフィスト」に2010~12年にわたり連載された文芸評論。

    ライトノベルなど新しい書き手を中心に、当時の出来事や社会風潮との共通点を分析する。

    東日本大震災後、さかんに言われるようになった「絆」の大切さ、SNSのユルいつながりやグーグルであらゆることがたやすく検索されるようになった世界、エグザイルやAKB48の人気……それらは同時代の作品にどんな影響を与えているのか解き明かす。

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著者プロフィール

円堂都司昭(えんどう・としあき)
1963年生まれ。文芸・音楽評論家。1999年、「シングル・ルームとテーマパーク――綾辻行人『館』論」で第6回創元推理評論賞を受賞。2009年、『「謎」の解像度――ウェブ時代の本格ミステリ』(光文社)で第62回日本推理作家協会賞と第9回本格ミステリ大賞を受賞。ほかの著書に『YMOコンプレックス』(平凡社)、『ゼロ年代の論点――ウェブ・郊外・カルチャー』(ソフトバンク新書)、『エンタメ小説進化論――“今”が読める作品案内』(講談社)、『ディズニーの隣の風景――オンステージ化する日本』(原書房)、『ソーシャル化する音楽――「聴取」から「遊び」へ』『戦後サブカル年代記――日本人が愛した「終末」と「再生」』(以上、青土社)。共著に『バンド臨終図巻――ビートルズからSMAPまで』(文春文庫)など。

「2019年 『ディストピア・フィクション論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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