- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062189279
作品紹介・あらすじ
会社員も経営者も、「自分」というブランドで勝負するという点ではホストと同じです。
接客業だけでなくあらゆるビジネスに応用していただける交渉術の極意を、
この本から掴みとっていただければ幸いです。
生き馬の目を抜くホスト業界で、10年間、生き残り続けているのには、
秘密があります。
私がこの10年間、どんなことをしてきたのか、その秘密をすべてお教えします。
(本書より)
客に使わせたお金が多い者がトップをとるホストの世界。
ひとりで100万円にもなる「シャンパンタワー」をホストに捧げる客もいる。
なぜ、ホストクラブの客は、ホストのために「喜んで」お金を出すのか?
実は、その秘密はホストの「ルックス」ではく「交渉術」にあった!
本書では、1000冊以上のビジネス書を読破し、
学んだテクニックをシビアな実戦で磨いた結果、
歌舞伎町の名店「ロマンス」でトップに君臨する現役ホストが登場。
あなたに本当は教えたくない一流ホストの「交渉術」のノウハウを伝授する。
感想・レビュー・書評
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ビジネスにも通じる。
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あまり参考にならなかった。
(ビジネス書として) -
「成功は気にしない人だけが手に入れる」についで、信長2冊目。「成功は~」のほうが、構成もライティングもこなれた印象。
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早稲田大学出身のホスト信長が著者の、ハウツー本。内容は自身の経験談と、心理学のテクニック。とくに心理学の知識については豊富で、それを実践している努力も尊敬した。
ホストはサービス業の中でもかなり特殊なので、全部が全部参考にはならないけど、こうやって真面目に取り組む事が集客のための大切なことだと思う。
真面目とはいうものの本人のパーソナルな事までは知らないので、信長さんが実際どんな人なのか気になる。 -
結局NO1になる人は当たり前のことを徹底的にやってる人なんだなと思いました。
そして努力してるなと。 -
前に見たキャバ嬢で成功した人と同じく、その場を誠実に楽しませるのと知識が重要なようです。
朝型ホストというと違和感があるがサイクルが出来上がっておりお見事といえましょう。 -
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「勘違いキャラ」は、「相手に好きになってほしければ、自分から好きになれ」の逆バージョンとも言えます。
「相手は俺のことが好きなんだ」という前提を勝手につくることで、こちらも相手に好意があるということを示しながら、「そうなってくれたら嬉しい」ということをさりげなく伝えているとも言えます。30
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お客様が勧めるものはすぐに実践して、感想を伝えるようにしています。
「いいカフェがある」と聞けばすぐに行き、本や雑誌、DVDや美容グッズを勧めてもらったなら、その場でスマートフォンで購入します。45
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体全体で聞く81
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私はたいてい朝10時頃には起き、17~18時には歌舞伎町でヘアメイクをしています。124
毎日違った場所に行き、毎日違った場所で食事をすることも、心がけていることのひとつです。会う人も毎日変えたり、買う洋服もいつもと違うデザインに挑戦してみるといった、さまざまな価値観に触れることを心がけています。
「トップホストは朝型である」125
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「他にもお客さんはいっぱいいるんだ」と思わせることも大事です。
「誰も来てくれないから来てほしい」ではなく、「みんな来るから来ちゃえば?」ということです。141
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人は、その場所にふさわしい人間になろうとする傾向があるので、一流になりたいなら一流の場所に出入りする必要があります。169
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高いスーツを着る効果は、もうひとつあります。
高級なスーツを着ていると、セレブなお客様が来ても緊張せず、自分に自信をもって堂々と接することができるようになります。173
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絶対に値引きはしない224
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自分が教育系の仕事を手伝っているということもあって、生徒の本音をきくにあたり、生徒は関係上、お客様であり、ある種、ホストという接客のプロからの視点で考えてもおもしろいな と思い、読んだ。
やはり、イメージのお酒をのむ、女性と遊ぶという偏見というか、イメージに近いものがあるけれども、読み終わると、相手の話を聞く のが仕事ということがわかる。そのための努力は怠らないという話もあり、そこはプロフェッショナルの流儀というところ。「一流のホストはシワがついたシャツを着ない」というようなこととか。
言うておくと、どうやってシャンパンタワーを達成できるようになったのかということが、直接的に書かれているわけではない。著者、信長がやってきた努力、そしてそれはどの分野でも実践できる取組みを紹介しているというところ。
ところどころ具体性のない意見が散見されるのだけれども、相手と楽しく会話するということのために、7つの原則というのも載っているし、とにかく相手の話をきくことから始まるんだというのが分かった。
個人的に好きなのは、関係を深めるのに、いい手段として、相手の名前をちゃんと言ってあげること。これは自分が名前を言われたらうれしいということからもわかる。
会話の技術も載っているし、文字もそんなに小さくないので、3時間もあれば読める。もうすこし具体性(接客の例など)載っていれば、より中身が充実するのになぁと思った。