西尾維新対談集 本題

  • 講談社
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本棚登録 : 660
感想 : 55
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062191074

感想・レビュー・書評

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  • ここまでがっつり創作論に踏み込んでくると思わなかったが嬉しい誤算。一方、学生ワナビが聞きたくて聞きたくてしょうがなさそうなことばかり書いてあるので、あまりにも読者に都合がよすぎて眉唾の面もアリ。

  • 2014/12/16

  • 対談は好きなので、対談者を知ってればもっと楽しめるかも。個人的には辻村さんとがわりと近い感じがして好み。あと荒川先生との田中芳樹先生の件り。小林堅太郎さんとの対談も面白かった。

  • いまいる世界と少し離れていて、でも隣に見える世界の人たちと本題だけで対談する企画。西尾維新というジャンルに魅せられた人たちだけではなく、世界で戦う万人に読んでほしい。

  • まず自分は西尾維新のあまり良い読者ではなくて、それどころかクビキリサイクルと化物語それぞれ読み始めたところで読み終えてしまっている。
    そんな自分がなぜこの本を手にとって買って読み終えたかと言えば小林賢太郎との対談が載っていたから、と言いきってよい。
    やや読み慣れた、と言うか大体知っていたような内容の小林賢太郎との対談内容よりも、荒川弘、羽海野チカとのマンガ家対談、辻村深月、堀江敏幸との作家対談は、一度は書くことを志した人間的には読み応えのあるやりとりだった。
    とくに、ハチクロで止まってしまってその後追ってはいないけど、羽海野チカとの対談はよかった。

  • “西尾 僕はずっと、この件に関する賛同者を求めていました……。小林さんもそうだったとは。
    小林 うん。よし、これについてはもう「ワープロは必要だ」と、今後もきちんと謳っていこう。”[P.41]

    小林賢太郎、荒川弘、羽海野チカ、辻村深月、堀江敏幸との対談集。

    “西尾 予告さえしてしまえば、内容は後からきっと思いつくはずだ、という感覚ですね。「明日の自分は、これを書けているはず」という期待ですかね。
    辻村 「明日の自分」か。素敵な考え方!
    西尾 そうするようにしたのは森博嗣さんの本のカバー折り返しの予告が格好良かったからなんじゃないのかな。森さんの新刊には今後刊行予定のタイトルがばばばっと五個ぐらい並んでいて、あれがすごい好きだったんです。”[P.192]

  • 西尾維新さんが好きで対談相手も知っていればより楽しめるんじゃないかなと思います。

  • 西尾さんの対談集。
    対談相手は小林賢太郎、荒川弘、羽海野チカ、辻村深月、堀江敏幸。
    小林賢太郎、羽海野チカ、辻村深月って何そのラインナップ読むしかないな!と思いました。
    「小説を書くこと」「小説家であるということ」みたいな話が主だってたかな?

  • おもしろい!西尾維新と様々な作家との対談。装丁もすごくいい。西尾維新がいかに言葉を愛しているかよくわかる

  •  西尾維新さんまじめじゃないですか!とびっくりする。
     いやまじめじゃ無いとあんなハイペースで執筆出来ないとは知っているけれど、だけどすごいな。1日2万字必ず書くってなに。400字詰め原稿用紙にみっちり書いても50枚。改行等を考慮すると、80~100枚くらい書いてるんじゃ無いか。すごい量だ。

     そして西尾維新氏に対する各氏の話がまた面白い。
     ものがたりに係わるかたがた。
     そんな彼らの真摯な思いから物語が紡がれるのかと思うと、ただ読み手として楽しめることはありがたいなぁと思う。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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