掟上今日子の備忘録

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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192026

感想・レビュー・書評

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  • ドラマがあまりに良かったので、原作がやや見劣りしてしまうが、もちろん原作ありきのドラマなわけで、忘却探偵という設定が素晴らしく、その突飛な設定を出オチに終わらせない、いくつもの物語を紡いでいく正に西尾維新劇場。

    ライトタッチな読みやすい短編中でありながら、各話ミステリーとしてちゃんと謎とオチがあって。
    ドラマ後でも楽しめる!

  • 図書館でたまたま大量にシリーズ化してるのを見つけて試しに読んでみた1冊。ドラマ化してるくらい有名なのね。

    さっぱりサクサク読める感じ。重厚などんでん返しミステリーばっかり読んでるとちょっと胃もたれしてくるので、そういうときに気楽にハッピーに読める本。
    設定も面白くて1日で記憶が消えてしまうこと、そのため犯人に睡眠薬を盛られたり、難解な事件を解くために徹夜で仕事し続けたり結構ハード。本人もなぜ自分が探偵をやっているのかわからないと言う。続きも読んでもっと彼女のことを知りたいと思った。

  • 西尾作品で初のドラマ作品になった、去年放送してたやつですね
    放送される前に読みたかったんですが、取り寄せてもらったので、読めたのは1週か2週観てしまってからだったと思います。

    貧乏学生なので、学校の書店の1割引きは大事。

    ドラマを観たので、そっちとの比較をしながら書いていきたいと思います

    まず、
    ●キャスト。

    今日子さん=ガッキー
    厄介=岡田将生
    の2人に絞りましょう

    幕間ちゃん役の方も好きだけど
    ガッキーに関しては、ガッキーとしてのイメージが強過ぎて、途中までコスプレしたガッキーにしか見えなかったっす。我が家の共通意見。

    で、「もし別の人がやるとしたら誰がいいか」を家族会議したら
    5年後の能年玲奈
    という結論が出ました。基本ドラマ見ないから、女優をそもそもそんなに知らないんだけどね
    3次元で白髪を似合わせるのが、そもそも難しいと思う


    さて、ガッキーには色々言いましたが岡田くんね。
    彼はほんとはまり役!厄介の情けない感じがすごく出てた!
    CMとかで見かけても、しばらく「厄介」にしか見えないぐらいに。
    唯一何か言うとしたら、小説では厄介くんは「大男」と表現されるんだけど、岡田くんだと「長身」だよね。モデル体型だよね。
    似た点を言うと
    今日子さんは小説では「小柄」と書かれてるけど、ガッキーもすらっとしてるよね。

    ふむ、忠実に再現するならやっぱアニメだな


    ●ドラマと小説の設定の違い
    ネタバレしない範囲で
    ドラマ観た立場→小説読んだ立場
    で書いていきます。理由は後ほど

    ・サンドグラス(探偵斡旋事務所)が無い
     →小説では、以前にも今日子さんに依頼したことがある前提。厄介が直接掟上探偵事務所に依頼する

    ・1クールに収めるため、今日子さん失踪のオリジナル展開の後終了
    →続くよ!
    この巻は徹夜回までなんだけど、今日子さんからの大胆アプローチが…!「わぁーーっ?」ってなりました

    あとは上にも通じるけど
    ・ドラマ内で回収できる伏線しかはらない(天井除く)
    →過去の事件とか、今後の展開とか気になりますね!


    ●総括
    ドラマは1クールで収めようというのが見えましたね。
    あと、サンドグラスは小説のいいフォローになってたかも。朝目覚めてからの今日子さんの行動とか、ドラマの方が自然な感じしたかも。あと、厄介との関係性の変化とかが、よりわかりやすかったかも
    今日子さんは、小説の方が不遜。素敵。

  • 好き好き好き好き好き好き

  • H29.02.12 読了。

    ドラマ「逃げ恥」にハマって、他のガッキー作品に興味を持ったので、原作を読んでみた。

    ライトノベルで合ってる?
    何か全体的に独特で、オタッキーな雰囲気がすごい。
    やはり、その作品を表す表紙からして萌え系な感じってことは、もう表紙でターゲット層が決まってるってことだと思う。
    表紙の絵が合わない時点で、読むべきではなかった。

    内容も、オタク向けアニメな感じ。
    背が小さくて、白髪で、「美」少女で...。
    あいたたた。

  • ドラマを見て気になったので、原作も読んでみた。全て内容はドラマで知ってるのに面白かったあ。けっこうシリーズでてるみたいなので、続き読もう。

  • 2016/6/1
    おもしろかった。
    最後厄介の優しさ誠実さに泣いたわ。
    厄介ホントいいやつ。
    ドラマが抜群に面白かったので小説も読まねばと思ってたけどやっと読めた。
    厄介は巨人なんだね。隠館厄介さん(巨人)ってw
    今日子さんは小さいんだね。
    ミッチーのアパルトマンはないのだね。
    設定はいろいろ変われど、肝はしっかり残しててドラマも小説も終わったときの気持ちは同じでした。
    暖かいいい気持ち。
    続きが早く読みたい。

  • 初・西尾維新です。生徒にめっちゃ人気があります。有川浩と人気を二分するね。

    私の場合ドラマが先だったのですが、うーん。今までで初めてと言ってもいいぐらいドラマの方が心の機微にしろ、世界観にしろ秀逸でした。

    面白かったもの。ドラマ。
    続編は厄介君でないそうで。残念です。

  • ドラマがとても良かった(正直、思いがけない良作だった…)ので、初西尾維新。
    こちらも面白い!
    また、ドラマは上手くオリジナル設定も入れていたんだなーと(最後の隠し子はちょっと無理もあったけど)、振り返って思う。
    原作は、おどおどしているはずの厄介の口調が気障っぽいのが少し気になるけれども、他はすっきりしていて読みやすい。
    心理描写も程よく、登場人物も魅力的。
    人は状況の積み重ねで惹かれるのか、運命的なもので惹かれるのかというのは、私の好奇心をとてもそそるので、このシリーズではどう決着がつくのか、楽しみに追いかけたい。

  • テレビドラマと同じイメージ。読みやすいが、小説として読むには、内容が薄く、若年層向きの小説で、ドラマ向きか。

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著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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