掟上今日子の備忘録

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 4005
感想 : 342
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192026

感想・レビュー・書評

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  • 掟上今日子さんはとてもかっこよく魅力的なので、シリーズ読み進めてまた会いたいなぁと思ったんだけど、ストーリーテラーの厄介くんが少しウジウジしていてわたし的にはイライラするので悩ましい…
    私がもうオバサンだからかなぁ笑

  • 1日経つと全てを忘れてしまう探偵、という構想が面白い。それぞれの事件と探偵の忘れてしまう特性をどう搦めるか、その工夫が興味深い。

    そもそも作者の名、西尾維新が人を食っている。何故ならアルファベットで書くとNISIOISINだから、どちらから読んでも「にしおいしん」になるものね。

  • 面白かった。

    寝ると記憶が消えてしまう。
    起きている間に知りえた情報がなくなってしまう。
    だからこそ探偵、機密情報をデリートする探偵、掟上今日子の物語。

    取り扱う事件は「日常の謎」
    日常の謎ジャンルは心地よい重さ。

    今日子さん自身の謎解きはどうなるのか。
    読み続けたいシリーズになりました。

  • 物語の最後の一行に関しての
    付記に書いてないのか!!

    面白かった。
    後半は、最後がどうなるのか
    気になって一気に読んでしまった。

    物語の所々でちらっと出てくる
    掟上今日子の謎
    気になります。

    時代と共に記録の仕方も
    いろいろと変わるな~

  • 西尾さんの作品を久しぶりに読みました。
    戯言シリーズを途中まで集めていました。どうなったのかなぁ...ちょっと気になります。
    今回は、新垣結衣さんと岡田将生さん主演でドラマ化されるという事で、久しぶりに西尾作品を手に取ってみました。
    相変わらず、登場人物の名前が独特ですね( *´艸`)
    でも、戯言シリーズとは違って普通というか、いいキャラクターがどんどん死んでしまうというような事もなく、安心して読んでいられました!今日子さんのキャラクターもいいなぁ、新垣さんのビジュアルもピッタリですね。
    でもどうして白髪なんだろう...地味に気になります...
    厄介は本当は岡田さんほどカッコよくはないのでしょうけど、個人的にはいいと思っています(笑)
    明日からドラマスタート、楽しみです!

    • あいさん
      こんばんは(^-^)/

      フォローありがとうございます♪
      本のお話をするのが好きです。
      これからよろしくお願いします。

      ドラ...
      こんばんは(^-^)/

      フォローありがとうございます♪
      本のお話をするのが好きです。
      これからよろしくお願いします。

      ドラマ見ました!
      今日子さんのキャラいいですね。
      原作との違いはあるのかな?
      また教えていただければ嬉しいです(⁎˃ᴗ˂⁎)

      本を読むのが遅いので私は読めないままだと思います。もっと早く読めるようになりたいです。

      それでは、また。
      2015/10/12
    • あいさん
      こんにちは(^-^)/

      掟上今日子の備忘録の件、ありがとうございます。
      私、原作とドラマの違いを知るのが好きなんです。
      でも、前...
      こんにちは(^-^)/

      掟上今日子の備忘録の件、ありがとうございます。
      私、原作とドラマの違いを知るのが好きなんです。
      でも、前も書いた通り読むのが遅いので全然ダメです(〃∀〃)ゞ

      まみさん読むのが速いと書いてくれてとても嬉しいです♪ 憧れます。
      私は小説なら2週間かかります(笑)
      今は風が強く吹いているを読んでいます。
      箱根駅伝の予選会に間に合うように頑張って読みます!

      こんな私も読みたい本が溜まるばかりです(*≧艸≦)

      恩田陸さんの作品は不思議な話が多いのでまみさんが不思議系が好きならいいなぁと思います。

      では、またお話しさせてください(*^^*)♪
      2015/10/13
    • あいさん
      こんばんは(^-^)/

      不思議系が好きでよかったです(*^^*)♪

      掟上今日子さんの件、本当にありがとうございます。
      ふたり...
      こんばんは(^-^)/

      不思議系が好きでよかったです(*^^*)♪

      掟上今日子さんの件、本当にありがとうございます。
      ふたりは何度も会っているというのが凄くいいです。
      ミッチー達がオリジナルキャラ(笑)等など…
      やはり原作との違いを知るのは楽しいです♪

      お仕事があって大変なのにこんなに詳しく嬉しいです。
      しかもまた2冊読み上げたとかヾ(≧∪≦*)ノ〃 凄いですね。

      私はただの専業主婦なのに全然進んでなくて…恥ずかしいです。

      主婦も忙しいと思ってくれるかもしれませんが、私は娘も大学で家を出て本当に暇な主婦なんです(笑)

      こんなおばちゃんですが、よかったらこれからもよろしくお願いします。
      2015/10/14
  • 事件に巻き込まれることは数知れず、しかも巻き込まれると必ず犯人と疑われてしまう不幸体質な青年・厄介。

    彼が自衛手段としてしているのが、探偵に依頼すること。
    一番の頼っている探偵が、掟上今日子。
    眠るとその日のことを忘れてしまうー故に事件の即日解決をモットーとしている探偵だ。

    彼女の置かれている状態は、とてもしんどいはずなのに、彼女は業務的に話すので、重たくなってない。

    厄介くんが巻き込まれる事件も、どこかひねってあって、「そうきたかー!」という感じ。

    圧巻はやっぱり最終話だなー。

    ドラマ化するというので読んでみたけど、ドラマも原作も気軽に楽しめて、面白かった。

    続きが楽しみ。


    収録作品:
    初めまして、今日子さん
    紹介します、今日子さん
    お暇ですか、今日子さん
    失礼します、今日子さん
    さようなら、今日子さん

  • 「探偵を呼ばせてください!」
    この心地よい、テンポの良さを感じるフレーズ。

    忘却探偵。
    1日(生活時間)で記憶がリセット。

    主人公は、不運の青年。
    常に何かのトラブルに見舞われる。

    そんな青年が頼った探偵は、綺麗な女性で…。
    という話。

    1日、というリミットがある為、難解なトリックではなく軽快なミステリー。
    トリックというか、アイデア?

    西尾維新には珍しく、言葉を弄してページを浪費していく、良くも悪くも軟調で倦怠感のある展開は鳴りを潜め、実に軽快に読めて楽しめる!

    多分、1日というリミットが良いスパイスになっているのだろう。

    新しい西尾維新作品。
    新機軸を感じた!

    素直に楽しめる作品。
    続きが気になる。


    現在、ドラマが放送中。
    発売当初から積み本状態だったことを後悔している。

  • ドラマの前に読みたーい、と思っていたら弟が持っていたので借りて読んだ。
    今日子さんが可愛い。厄介くんも可愛い。
    文章はさすが西尾維新!って感じ。同じキャッチフレーズを随所に放り込んでくるところとか。あと厄介くんの心の声がたまらなく好き。
    テンポよく読めるし、読んでて続き気になるし、とても楽しめた。
    最後の話なんて結構ゾッとしたな。いい意味で。

    ドラマも楽しみです!ガッキーと岡田将生で脳内再生余裕でした。あとは西尾維新らしさをどう表現してくれるかじゃないですかね。個人的にはアニメっぽくしてくれたら嬉しい。ドラマ版の謎ディとかデスノみたいに。

    今日子さん可愛いし厄介くん好きだからシリーズに挑戦しようかなぁと思ったんだけど厄介くんはもう出てこないのね。悩む。

    • まみさん
      私はまだ未読なのですが、最新作では厄介くんが復活しているらしいですよ♪
      私はまだ未読なのですが、最新作では厄介くんが復活しているらしいですよ♪
      2015/10/10
    • かわずさん
      そうなんですね!
      我慢できず二巻も三巻も買って読んでしまったので、最新作も買います(*´-`)
      教えてくださってありがとうございますっ!
      そうなんですね!
      我慢できず二巻も三巻も買って読んでしまったので、最新作も買います(*´-`)
      教えてくださってありがとうございますっ!
      2015/10/10
  • 1日しか記憶が保持されないがゆえに、1日で事件を解決する探偵掟上今日子さんと、巻き込まれ体質の隠館厄介くんの事件簿。

    『続・終物語』に付録としてついてきていた第1話を読んだときには「ミステリー…? 読者が謎を解きようがないものをミステリーと呼ぶのか…?」って思ってたけど(笑)、2話と3話は謎解きありのわりと正統派ミステリーでした。
    4〜5話は…謎は解けないけど、キーポイントだけは予想できるので、広い意味ではあり、かな。

    でも、全体的にはやっぱり、ミステリーとして読むよりエンターテイメントとして楽しむ作品だと思うし、ミステリーというジャンルにこだわらなければふつうに面白い。

    「西尾維新っぽさ」という点では、やっぱりキャラは西尾維新だなぁという感じがするものの、地の文に関して言えば物語シリーズや戯言シリーズで見られた言葉遊び的な側面はなく、『難民探偵』で見られたような至って正統派な文章という感じ。

    敢えて気になる点を挙げるとすれば、主人公である厄介くんとその友人の紺藤さんの会話が100年くらい前の文学作品のような台詞回しになってて、違和感がハンパないw そこに正統派の需要はないだろうに、なんでああなった…。

    あと、本の中身とは関係ないけど、カバーをとると和綴じ本のようになっていて、「備忘録」ってタイトルにぴったりすぎて萌えました!

  • 西尾維新の新シリーズ。
    全てを1日で忘れてしまう忘却探偵、掟上今日子といつも犯人と疑われ、容疑者と怪しまれ、首謀者と考えられ、黒幕と見なされる隠館厄介の物語。
    一話一話がサクサク読めて今までの作品とはまた違うのでこれからが楽しみな作品。

著者プロフィール

1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞してデビュー。デビュー作を含む「戯言シリーズ」は若い読者に大人気となる。2006年刊行の『化物語』は〈物語〉シリーズとしてシリーズ化され、アニメ化・ゲーム化され様々なメディアミックスが行われている。矢継ぎ早に刊行するすべての本が常にベストセラーとなり、当代随一の「物語師」として活躍中!

「2014年 『「偽物語」PremiumアイテムBOX』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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