- Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062193337
感想・レビュー・書評
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新米弁護士の担当事件簿。
一見ゆがんでいたり、ビターだったり。
人のいい主人公で、ほのぼの路線かと思いきや、一筋縄ではいかない展開。
意外性があって、たのしかった。
タイプの違う、有能でドライな先輩弁護士・高塚とのコンビもよかった。
弁護士だからといって、全面的に信頼してもらえるわけではない。
厳しい現実と、法律ネタをからめていておもしろかった。
単純なハッピーエンドではないけれど、人情味はあって、読後感も悪くない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017.3
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6月10日読了。図書館。
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新米弁護士の木村が担当した案件が短編形式で書かれている。
表題を含めて全部で4話。
被害者が無事にハッピーエンドでめでたしめでたし、と思ったら実は加害者が被害者だったり、、、
とひやっとする話もあり、興味深い。
でも、全体的に人情的なストーリーとなっているので、読んでいて嫌な感じはしない。
さすが現役弁護士が書いている。法律に詳しく、ためにもなりそう。 -
新米弁護士もの。「ベスト本格ミステリ」に掲載の作品を含む連作短編。連作で読むと主人公の人柄がよくわかる。依頼人は弁護士に全て打ち明けた方がいいわけではない。納得。
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よみやすい。
弁護士が事件を担当する感じ。2ちゃんの修羅場みたいなのを弁護士目線。 -
法律の抜け穴とかよう分からんが面白かった