リバース

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194860

感想・レビュー・書評

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  • 先が気になって一気に読んだ。
    読み応えは十分にあった。

    本の中からコーヒーのいい香りがするようだった。
    蜂蜜トーストも美味しそうで食べたくなった。

    学生時代をテーマにしたミステリーは好きだ。
    広沢の本心が分かった場面は、目頭が熱くなった。

    みんな優しすぎただけだ。
    大切な友達だった。


    『リバース』

    こんな終わり方なんて、嫌だ~。
    いい。「リバース」なんてしなくていい。

    ああ、深瀬はこの後どうなってしまうのだろうか…

    広沢が言ってくれたように、コーヒー専門店を開き、
    カウンターの隅には広沢のための席があって、
    毎朝、深瀬は最初の一杯をそこに置く。
    深瀬には美味しそうに飲んでいる広沢が見える。

    そんな想像をしてみました。。。

    • koshoujiさん
      この本、読んで結構面白かったですが、私レビュー書いてないんです。(:_;)

      >なのにわざわざ生徒さんに聞いて撮影…
      >もしかしてこの...
      この本、読んで結構面白かったですが、私レビュー書いてないんです。(:_;)

      >なのにわざわざ生徒さんに聞いて撮影…
      >もしかしてこの写真は私のために撮って下さったのでは…?

      そうですよ、もちろん。(^^)/
      僕自身も記憶にないので、どんなものだろうと思ってましたが。
      可愛い女子生徒が「希望の泉?? ああ、あのきったない泉だ!!」
      と言ったのには笑ってしまいましたが。
      そうか、三年生になる前に転校しちゃったから卒業アルバムないんですね。

      ラグビー中継は、本当に気合入りました。
      続々と人が来るのです。これはしっかりやらないとと思いました。
      http://blogs.yahoo.co.jp/rugby_okame_hatimoku/34277231.html
      を見てもらえれば分かると思いますが、
      前半40分で更新したのが40回。罫線一本が更新回数なので。

      翌日夜、最終データがヤフーから出たのですが、なんと───。
      10月10日、実況中継当日の訪問者数が1399人。ページビューが7633。
      まあ、みなさん、よく楽しみにして来てくれたものです。
      でも、僕が一番うれしかったのは
      「この実況、下手なTV実況より良かったです!!!有難うございました。」
      というコメントをいただいたことですね。苦労して頑張った甲斐があったなと。

      これでラグビー人気が復活しそうなのは、ジャパンの選手たちの帰国後、こぞってマスメディアが大きく取り上げてくれたことです。
      なでしこジャパンが世界一になった時のように、行く前と帰って来た時では大違い。
      これで2019年のWCは、今後国内でも大きく注目されるでしょう。
      さらには、国内のトップリーグや大学選手権などに足を運ぶ人も
      格段に増えるでしょう。それが僕には一番うれしいことなのです。
      ここに書きましたが。
      https://kacco.kahoku.co.jp/blog/daichu48/61109

      本の話題とかけ離れたコメントが続いて申し訳なく思っています。
      でもWCはまだ終わっていません。
      今週末には準々決勝が行われます。
      地上波でどの試合が放送されるか分かりませんが、
      みなさんの要望があれば、地上波で放送されない試合を
      また実況しようかとも考えています。

      この一か月ほど全く本が読めていません。
      まあ、WCが終わるまでは仕方ないかなと。
      WCが終われば、またレビューなども書きたいと思っています。
      長々と失礼しました。今後ともよろしくお願いします。<(_ _)>
      2015/10/14
  • (2018/5/26読了)
    大学生グループのメンバーのひとり、広沢の事故死。話は、自分こそが広沢の親友と思っていた深瀬が中心となって綴られている。
    それにしても、この深瀬の性格って。自分を卑下しながらもプライドは誰よりも高く、でもそれを口にすることもなく。そういうタイプの人との方が落ち着くっていう広沢の性格もどうなのか。
    グループで旅した時に起こった事故死。残されたメンバーに脅迫文、うちひとりは殺されかける。真相を知るべく、親友は友人を知ろうと奔走し、思わぬ人物(恋人)が浮上する。。。どこかの2時間サスペンスでもありそうな内容。
    最後はどんでん返しなんだろうけど、キーワードの登場も急すぎる。コーヒーがなくては導けないラストのために、内容も装丁もコーヒーに掛けていたんだね。

    (内容)
    深瀬和久は平凡を絵に描いたようなサラリーマンで、趣味らしいことといえばコーヒーを飲むことだった。その縁で、越智美穂子という彼女もできてようやく自分の人生にも彩りが添えられる。と思った矢先、謎の告発文が彼女に送りつけられた。そこにはたった一行、『深瀬和久は人殺しだ』と書かれていた。深瀬を問い詰める美穂子。深瀬は懊悩する。ついに“あのこと”を話す時がきてしまったのか、と。

  • 湊さんの本は、一回読んだものが救いようのない印象だけが残り、苦手と感じてしまい、それ以来読んでいなかったので、2冊目。やはり終わり方が。。途中までは予想できたけど、最後に後味が悪く、暗い気持ちになった。

  • 湊作品としては珍しく男性目線で描かれた作品。

    そのためか、踏み込みが他作品より浅かったような感じです。

    内容的にイマイチ。

    湊作品はふり幅が大きいと感じる。

  • ど、どうした

  • R1/6/11

  • 恥ずかしながら、この本は最初、自分の頭が悪いせいか、ラストの意味がわかりませんで(*_*)まさにこんな顔になりながら本を閉じた。その後、ネタバレあらすじを見て初めて意味がわかり、ああ、伏線回収というのはこういうことか~と納得。 しかし、本当にこんなんでいいのか....という嫌な気持ちになった一冊だわ(*_*)

  • そこに行き着くのか〜!と、驚きました。知って良かった事、知らない方が良かった事って、当たり前だけど先には選べない。話の流れとしては楽しませてもらったが、人の優劣を前面に出してくる事に嫌悪を感じた。人に優劣なんてなく、全ては個性なのでは?と。

  • この本の感想として、おもしろかったという表現は出来ない。
    最後の数ページで意外な事実が判明するが、それまでのドキドキもワクワクもしない平板な内容を読んできたことを思うとダルい。間延びした作品

  • 読みやすいと言えば読みやすい本ではある。が・・・自分は友人にはすすめたくない本。読み終わった後に、「どんでん返しがすごい」本よりも「読んでよかった」としみじみ思える本を読みたいのです。

著者プロフィール

1973年広島県生まれ。2007年『聖職者』で「小説推理新人賞」を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビューする。2012年『望郷、海の星』(『望郷』に収録)で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞する。主な著書は、『ユートピア』『贖罪』『Nのために』『母性』『落日』『カケラ』等。23年、デビュー15周年書き下ろし作『人間標本』を発表する。

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