身元不明 特殊殺人対策官 箱崎ひかり

著者 :
  • 講談社
3.10
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本棚登録 : 175
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062195157

作品紹介・あらすじ

2020年に開催された東京オリンピックを機に開発された東京都湾岸区。東京24番目の区の誕生とともに敷設された東京メトロ湾岸線日比谷駅構内の水槽で、左耳を切断された身元不明の水死体が発見される。同じ水槽内でみつかった耳は別人のもの―。警視庁警視・箱崎ひかりは定年間近の万年巡査部長・浦安圭吾をパートナーに指名し、捜査に乗り出す。
翌日を待たず、第二の事件が湾岸線の駅で発生。親子ほどに年齢の離れた二人のコンビが真価を発揮しはじめるとき、殺人犯を追っているのが自分たち刑事だけでないことが明らかになる。

感想・レビュー・書評

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  • 箱崎ひかり警視のキャラが良い
    身元不明の連続殺人の犯人の意図と方法を探るが、当初は確実の否定した方法を、裏の方法で可能とするのは、疑問も残る
    が、箱崎ひかりに協力する仲間たちの個性と行動力が好き
    警察は人、これこそが警察官僚であった作者の信念なんだろうなと感じる

  • 読み終わった。
    で登録してもいいのか、どうなのか。
    読みづらいし路線図は頭に入ってこないしどーにも相性が悪い本でした。
    と言うわけでブクログ登録初、途中棄権です。

  • 不可解で実行不能に見える連続殺人事件が発生、ゴンゾウ刑事浦安と警察庁長官令嬢にしてキャリア管理官箱崎しおりのコンビが犯人を追うが真犯人はお約束の意外な人物!国会図書館警察庁支部、刑事警察、公安、反体制組織桜花新聞等などが入り乱れ頭が大混乱。おもしろくないわけではないけれど。差し引き★3つ。

  • おもしろかったけど
    路線図とか地理関係がちょっと…
    なかなか入ってこなくて途中で
    位置関係とか考えるのやめました(笑)

  • ゴスロリ対策官ひかりと浦安のコンビ、そして綾瀬やエリカのキャラは結構突き抜けてて面白いと思ったけど、なんせ警察機構の複雑さがちょっと難しかったかも。そして思ってたよりひかりの設定が重め…
    ミステリ的には、奇妙な連続殺人事件は面白かったので(有名なミステリに通ずるものがあったとしても)、その過程は楽しめたかな。

  • 90複雑な謎解きと忌まわしい歴史の物語。どっちかにしいな!ややこしすぎるわ。目先を変えたかったかもしれんけど、まあやりすぎ。これまでの巡査とかの熱い思いがどっかに行ってしまった感じ。

  • 終盤になるにつれ話が壮大すぎて理解不能になってきた。 途中まではけっこう面白いなと思ったのに なんだか残念。

  • 東京メトロなどで起きた連続殺人のなぞに警察庁長官の娘・箱崎ひかりが挑む。
    警察庁でも公安でもない、第三の組織・国立国会図書館警察庁支部と呼ばれる秘密警察のややこしいさ。陰陽五行連続殺人と呼ばれたその事件は斬新だったが、トリックはさほど珍しくはないと感じた。全体的に読みづらかった。

  • 近未来の東京・湾岸地区を走る地下鉄の駅で陰陽道になぞられた連続殺人事件が起こる・・・この作品の方が先に発行になっているが、先日読んだ「新任巡査」の登場人物が結構出てきて、最初から親近感を持てた。まだ、そんなにはこの人の作品は読んでないが、初めての本格推理物。謎解き自体は面白いし、いろんなどんでん返しも、この人ならではでいいと思うけど、いきなり、ひかりの独白から事件が解決に向かってしまい、それが少し物足りなかった。

  • とっても読みづらくて読みづらくて読みづらくて、ちっとも先に進まない。残念だけど、合わなかったみたい。途中で放棄してしまいました。ごめんなさい。みなさんの感想を読んで、読んだ気になって楽しみたいと思います。

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著者プロフィール

東京大学卒。リヨン第三大学法学部第三段階専攻修士課程修了。元警察官僚。2007年『天帝のはしたなき果実』でデビュー。以後続く「天帝シリーズ」は、高校生、大学生を中心に熱狂的なファンを獲得。他著作に『絶海ジェイル』『背徳のぐるりよざ』『その孤島の名は、虚』など。

「2022年 『老警』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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