- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106107078
作品紹介・あらすじ
初めて書かれた“超絶リアル”な巨大組織! こんなにおもしろい組織はない――“敏腕刑事”の条件は? 捜査の心得は? ドラマとの違いは?……警察キャリア出身の作家だから書けた「日本の警察」の掟と人間学。
感想・レビュー・書評
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内容についてはそれなりに面白かった。知らない世界のことであるので、階級の話などはよく分かった。また、警察人の考え方の傾向も分かりやすく面白かった。
ただ、好みの問題だが、書き方というか文体がなんとも読みにくく感じた。この人の小説を読んだことがないので、新書にしてはずいぶんくだけた感じだと思ったが成功しているとは言い難い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
現物見ないでリクエスト出したので、ミステリーかと思ってたら新書で驚いた。なんというか建前ばっかりな上表現が下品で、こういう人が上の方にウジャウジャいるのかと思うとちょっと空恐ろしい感じにもなった。
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ミステリ作家が自分の古巣の警察について,その組織や実態がどんなものかをざっくばらんに語る本。分かりやすくぶっちゃけて書いていすぎて,表現的にも何だか下品で信頼性に乏しい感あるのはいかがなものかと…。逆効果,でもないのかな。
あと思ったのは,こういうメンタリティだとそりゃあ冤罪も尽きないよねぇと。
“逮捕状が下りなかった、ケッチン喰らったなんてのは、怒鳴り殺されるくらいのスキャンダルで、大コケ。事件によっては警察庁から即時、罵詈雑言の電話が架かってくるかも”p.112
“無辜を犯人に仕立て上げよう、などと考える刑事は、日本に1人もいません…故意の冤罪というものは、日本では絶対にありません…無罪事件なり誤認逮捕は、すべて過失です(もちろん、許されない過失です)”p.125 -
「警察は、24時間365日営業の治安関係総合商社」
という表現などが新鮮でなかなか興味深い。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/685503 -
警察の内情について。かなり主観的。
だらだら。
おしゃべり的な記載。
いらいら
読了45分 -
警察官の業務について詳細に書かれていて、面白くページをめくる手が止まらなかった。もし「警察官について知りたい」という問い合わせがあれば1番に薦めたい一冊。
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元警察キャリアの方が書いた警察の組織、内部事情を紹介する話。
元キャリアの人が書いたとは思えないほど、フランクな表現でとても読みやすい。
警察組織(署と本部、警察庁と都道府県警、公安委員会)、警察官のキャリア(交番と専務部門)、警察内部の人間関係などなどについて分かりやすく書かれており、警察への理解をとても深めることができる。 -
警察の組織構成、キャリアパス、性質、人柄が著者の経験をもとに分かりやすく書いた本。
刑事訴訟法の理解を深めるのにも一躍買った。 -
元警察官僚による警察組織の解説。
公安委員会と警察庁との関係、警察庁と都道府県警察との関係など、名前は知ってても相互の関係性が外から見ていてよくわからないようなこととか、本部の課と署は同格とか、いろいろ警察組織を外から見る上で知ってると面白い知識を平易に解説しています。