昭和という たからもの

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062195348

作品紹介・あらすじ

創刊号からの「週刊新潮」表紙絵で知られる谷内六郎さん。その季節感あふれる、田園での暮らしを描いたひとコマ、ひとコマに、広告業界の第一人者・岩崎俊一さんがコピーを添えた大人の絵本です。おだやかな家族の時間が流れる絵に、優しく、鋭く、コピーライターの言葉が呼応して、私たちが失ったものを問いかけます。平成生まれの若者たちにも届けたい、大切な日本の原風景(かたらもの)です。

それは自動車ではなく子どもが道路を駆けぬけていた時代。大きな掛け時計が時を刻んでいた部屋、いつも母が散髪してくれた縁先、兄弟姉妹で火鉢を囲んだ夕暮れのひと時。何が便利で、何が幸せか。急速な経済成長と都市化のなかで変わってしまった家族の絆を見つめ直す一冊。

著者プロフィール

画家。1921(大正10)年、東京・恵比寿生まれ。10代より新聞や雑誌に漫画やカットを発表する。1955(昭和30)年、第1回文藝春秋漫画賞受賞。翌年の「週刊新潮」創刊から表紙絵を担当し、人気を博した。1962年、第17回芸術祭奨励賞受賞。1981年に59歳で没するまでに描いた表紙絵は1300余点。表紙絵以外にも、挿絵や装幀、絵本、広告、福祉活動など幅広い分野で活躍した。2007年、横須賀美術館に併設して谷内六郎館がオープン。

「2016年 『昭和という たからもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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