アンマーとぼくら

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3755
感想 : 519
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062201544

感想・レビュー・書評

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  • 結構、評価いいけど…
    有川さんの本は恋愛モノも家族モノもホント好き。
    途中いらっとしても、最終的に納得するものがほとんど。

    でも初めてと言ってもいいくらいこの本は合わなかった…
    おかあさんとリョウの関係性や夫の小さな頃を子供を通して見る、沖縄のキレイさとかはとてもいいと思う。

    だけどもどうしたってこの父親の良さがわからない。
    たとえ悲しい子供時代を過ごしてきたからといっても愛する妻の死期が近づいている時、自分が忘れられないから子供にも忘れろとか…


    私自身が小学校の時に父親を亡くしているから余計にダメなのかもしれないけれど、どんな事情でもこの父親には何一つ共感できない。

    愛していれば自分を理解してもらえるとでも思ったのだろうか。まだ小学生では親の死を受け入れるだけでいっぱいいっぱい。

    ごめんなさい…本当に最後にはすっきりするかと思って読んだけどダメだった。

    救いはおかあさんがリョウに対して理解していてくれたこと、金ちゃんの優しさかな。


    それにしてもジンギスカンキャラメルネタがここで出るとは(笑)
    やっぱりロイズ、六花亭、きのとやって有名どころなんだね(笑)

  • これはわざわざ読んで失敗した。
    本屋で平積みされてるとこちょいちょい見るけど評判いいの?
    終始かったるい文章、小学生の語りかけ調なんだけど小学生がこんな話方しないから違和感。
    おとうさんが憎めない人と描かれているが、同じ人の親として全然感情移入できない、カミさんが死んだのを、自分が認めたくないから小学生の息子に忘れろとかいうクズ。
    お母さんと沖縄の観光地を回るのが主筋なんだけど、沖縄に住んでるものとしては何これ?観光名所紹介?小説なのかガイドブックしたいのか?しかも魅力が伝わらないウンチクだし。作者の半端な沖縄かぶれで書いてるとしか思えない。
    結論としはオイラにこの作者は合わないんだろう。

  • 沖縄行きたい…

  • メディアリクエスト
    お母さんは、俺を置いて死んじゃったじゃないか、と、父はうわーっと声を上げて泣いた。泣きじゃくった。
    子どものようなお父さん。

    たぶんファンタジーが苦手なので、入り込めなかったのだと思う。

著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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