- Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062205177
感想・レビュー・書評
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猫にまつわるアンソロジー。
漫画も収録されてて楽しいw
有川浩さんの「猫の島」は、「アンマーとぼくら」のスピンオフ作品でよかった♪
バラエティに富んでいて、なかなか楽しめた
ニャン≦(∩ェ∩)≧♡詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
NO CATS, NO LIFE !
楽しいときも、悲しいときも、いつでも側に“君”がいる
猫好きの、猫好きによる、猫好きのための
“にゃんだふる”なひと時をあなたに!!
〈猫小説〉
有川浩 『猫の島』
町田康 『諧和会議』
真梨幸子 『まりも日記』
小松エメル 『黒猫』
蛭田亜紗子 『ファントム・ペインのしっぽ』
〈猫マンガ〉
益田ミリ 『鈴を鳴らして』
ねこまき(ミューズワーク)『猫の島の郵便屋さん』
北道正幸『ネコ・ラ・イフ』
ちっぴ『ヅカねこ』 -
表紙の美猫に惹かれて読んでみましたが、アンソロジーの面白さとしては微妙でした。有川さんの短編は「アンマーとぼくら」の番外編。アンマー苦手だったからこちらもイマイチ。真梨幸子さん初読みでしたが、「マリモ日記」は自身のブログのような体裁でリアルに描かれた日常が少しずつ破綻していくのが恐怖で面白かったです。「殺人鬼フジコ」の人だったのかー。町田康さんの「諧話会議」もシュールで良かった。有頂天の狸会議を彷彿とさせました。動物たちの刹那的な会話は好きです。全体的に不完全燃焼。
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タイトル通り、猫をテーマにしたアンソロジー。小説と漫画とがあります。読み心地は様々だけれど、どの作品からも滔々とあふれ出す猫愛が! いえいえ、それ以前に表紙だけでやられちゃった人も少なくないのではっ。
お気に入りは真梨幸子「まりも日記」。真梨さんだし。やっぱり嫌な雰囲気たっぷりでした。とことん卑屈で陰湿で妄想満開のとんでもなく痛々しい話なのだけれど、それでも猫愛はこれでもかってほどにたっぷり。そこに猫がいればそれだけでいい(笑)。なんだかあたたかな物語に思えてしまうのは、きっと気のせいではない……はず。 -
蛭田亜紗子さん他の本も読んでみたい。
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猫好きにはたまらない一冊。
小説と漫画の二本立てで飽きさせないつくり。
それぞれの作家さんの猫に対する思いが紹介されていて、楽しめます。
表紙の猫やカットの猫もカワイイ。
猫好きでない人にも読んでもらいたいです。 -
【収録作品】有川浩 『猫の島』/ねこまき(ミューズワーク)『猫の島の郵便屋さん』/蛭田亜紗子 『ファントム・ペインのしっぽ』/北道正幸『ネコ・ラ・イフ』/小松エメル 『黒猫』/益田ミリ 『鈴を鳴らして』/真梨幸子 『まりも日記』/ちっぴ『ヅカねこ』 /町田康 『諧和会議』
多様な「猫」物語。 -
トラの血を引く狩人