幸腹な百貨店 デパ地下おにぎり騒動

著者 :
  • 講談社
3.39
  • (7)
  • (31)
  • (47)
  • (7)
  • (1)
本棚登録 : 249
感想 : 32
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062205696

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 美味しいおにぎりが食べたい!

  • 売り上げ減少で閉鎖の危機にある百貨店と、同じ地域にある商店街が舞台の物語。シリーズ2作目。

    年配の登場人物と、若い登場人物が、お互いに感化されて、相乗効果で百貨店だけではなく街も盛り上がっていく様子が面白かったです。

    前作では「幸腹」と言いながら、食事会などのシーンがほとんどで、食べ物の描写が少なかったけど、今作では具体的な食べ物が詳述されていて、美味しそうでした。おにぎりと味噌汁だけで勝負するお店や、おばあちゃんのお惣菜屋さん。どちらも行ってみたいです。

  • 思わずおにぎり握って食べたくなりました。中の具は、タラコかな?

  • 高齢社会の顧客の求めるものは、人との出会い。だから、フードコートを作る。デパート再建、地域商店街の復興。世代を超えて、特に若いスタッフの活躍を温かく見守る伝治。しかし、現実には、フードコートも閑散としている。かつてのテーマパークで、老若男女が楽しんだもの。でも、今やわざわざデパートに行かない。フードコートは憩いの場になっていない。話のようにはうまくいかない。しかし、元気をもらえる本。

  • やっと「腹」っぽくなってきた。

    なんとも独特なデパートに進化していくなぁ。

    日本酒のウンチクが、あっちの居酒屋を彷彿とさせる。

  • どんどん独自色の強い百貨店が出来上がっていく。

  • 最初に2巻目から読んだことになりますが、まあまま面白かった。
    最初の企画がだめになってもあきらめず、ひょんなところでつながって成功というストーリーには、安心感がある。

    ただ、このままでは終わらないんだろうなあなんて思いながら、地方の生き残っている百貨店の今を垣間見たかも。。。

  • おかんが図書館で借りた本。

    閉鎖の危機の百貨店が舞台。
    これの前に1巻目があるみたいだけど、そっちを読んでいなくても、面白く読めた。

    割と最後の方までどうなるのかわからない。
    おにぎりがめっちゃ美味しそう!
    有名な専門店で買うと美味しいんだろうか?

    恋の行方がちょっと気になる。

  • このシリーズ、毎回百貨店が存続の危機にさらされるんだろうか?(--;)それはともかく、おにぎりと惣菜がとても旨そう( ゜ρ゜ )おにぎり屋さんが近くにないし、行ったこともないからピンとこないけれど、にぎりたてのホカホカおむすびがあるなら、きっと通うな(*´∀`)♪

著者プロフィール

2012年4月よりオンラインにて作品公開開始。2012年10月、「いい加減な夜食」にて出版デビューに至る。他著書に「居酒屋ぼったくり」(アルファポリス)他、「幸腹な百貨店」(講談社)、「放課後の厨房男子」(幻冬舎)などがある。

「2020年 『居酒屋ぼったくり5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

秋川滝美の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×