おしごとのおはなし 美容師 かのこと小鳥の美容院 (シリーズおしごとのおはなし 美容師)
- 講談社 (2018年1月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062209038
作品紹介・あらすじ
おかあさんが入院してしまった、かのこは、長い髪の毛がひとりではうまくまとめらなくて、くずれたポニーテールで下を向きながら学校に行きました。うしろの席の男子にも、髪のことでいじわるをいわれてしまい、涙が出そうになります。
そんな中、小鳥がついた看板のお店から、すてきな女性があらわれて…。
子どもたちに人気の職業をテーマにした童話シリーズ「おしごとのおはなし」。
あこがれのお仕事や子どもに身近なお仕事を題材に、10人の豪華執筆陣が描き下ろした、小学中級向けの創作童話です。
大好評につき、第2期シリーズを刊行します。
感想・レビュー・書評
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イベントで市川さんのお話を伺う。
ペンネームは慌ててつけたらしい、一月生まれだからとのこと。頑張って1日4枚で遅筆なんだそう。40代過ぎてから執筆活動なさったとのこと。来年は三冊出版予定だそうです。上品な物腰の柔らかい素敵な方でした!
「おしごとのおはなし」シリーズの美容師編。
職業が登場する物語と巻末の豆知識で職業に対する理解が深まる内容。
柔らかいクレヨンで描いたようなタッチの挿絵、登場人物の表情に愛らしさを感じ触りたくなるような髪の質感も表現。「新しい自分になれたときって、最高にわくわくするのよ。」鏡ごしの会話が素敵すぎる。風にふわりとなびく髪でかのこの足取りが軽くなって一緒にスキップしたくなる。
美容師は「体力と根気強さと技術力が大事、自分のセンスでお店を出せるのでやりがいがもてる」という紹介が魅力的。全国で美容院は約24万軒、美容師は約50万人とのこと。 -
かのこ髪切ってかわいくなった
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図書館本。お仕事シリーズ。美容師編。コミュニケーションが求められる、美容師の仕事に長女は興味を持ったようです。
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つい先日、『よるの美容院』の読了ツイートをアップしたところフォロワーさんからお奨めいただいた1冊
児童書だからあっという間に読み終わってしまったけど、美容師さんの素晴らしさをを語るところは同じ
実は私の母は美容師でした。だから物語の美容師さんには母のイメージが重なります(*^^*) -
自分に似合う髪型と出会って嬉しいのは 子どもも大人も一緒。かのこちゃんのウキウキに こっちもホッコリする♪
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ママが入院したため長い髪がうまくセットできなくなったかのこ
気持ちもしずみ、たのしくなくなった学校の帰り道で出会ったすてきな美容師さんが髪をアレンジしてくれた
《にあう髪型って、ひとつじゃないのよ。ずっと同じってわけでもない。だからたくさんためすといいわ。新しい自分になれたときって、最高にわくわくするのよ。》
“おはなしを楽しみながらあこがれのお仕事がよくわかる!”
一流の童話作家とイラストレーターがコラボした講談社の「おしごとのおはなし」シリーズ第2期10冊のうちの1冊
絵童話じたてで小学校低学年からの“キャリア教育”にも
イベント行ってきたのですね♪
40代過ぎてからの執筆活動に遅筆というお話は、児童作家になるのに決...
イベント行ってきたのですね♪
40代過ぎてからの執筆活動に遅筆というお話は、児童作家になるのに決まった型なんか無いということを教えてくれた気がして、その上品で物腰の柔らかい素敵さから、自分のペースをしっかり持ってらっしゃる方のだろうなと、まさに作品の雰囲気にぴったりな方だと思いました。
それから、ペンネームの由来には、一瞬「?」となりましたが、『朔』の字には、『はじめ』の意味があるそうで、一月生まれになるほどと思いました。
また、美容師さんのお仕事紹介の作品に、市川さんの過去の作品を思い出しまして、訪れる人を新しくしながらも癒してくれる、そんな大変ながらも素敵な職業だと感じながら、来年はなんと三冊も市川さんの新作が出ると知り、今からとてもワクワクしております♪
教えて下さり、ありがとうございます(*'▽'*)
コメントありがとうございます(^o^)
そうなんです、「自分のペースをしっかりもってらっしゃる」懐の深い方だとお...
コメントありがとうございます(^o^)
そうなんです、「自分のペースをしっかりもってらっしゃる」懐の深い方だとお見受けしました。独学だったらしく、受賞後に慌てていろいろ学ばれたそうです。それも凄い!!!
意地悪な役回りの登場人物の名前について、同じ名前の読者の方ができるだけ傷つけないように、よく考えてつけているそうです!作家ならではのお話だなあと思いました。
ペンネームについて説明足らずでした、さらに朔の一文字だとさみしいから久をつけたという話だったと思います。
たださんがレビューなさってる『よるの美容院』は最初の作品で市川さんご自身も思い入れのある本らしく、読みたいリストに入れました。まだ執筆中らしいのですが、「新作を出します、と宣言して背水の陣でのぞみます」というコメントで会場がどっと沸きましたよ♪
とても素敵で貴重な時間でした!こちらこそおつきあいくださりありがとうございます(*´▽`*)
独学も凄いですし、意地悪な役回りの登場人物の名前への気遣いに、そこまでは私も思わず、市...
独学も凄いですし、意地悪な役回りの登場人物の名前への気遣いに、そこまでは私も思わず、市川さんのお人柄が窺えるエピソードだと感じましたし、ペンネームを改めて見ると、『はじめ』が久しく続くような、初心を忘れないといった印象を持ちまして、美容院をテーマにしたデビュー作から、今回の「おしごとのおはなし」を担当されたのも、何か運命的なものを感じさせられました。
ベルガモットさんのおかげで、私も一緒にお話を伺っているような気分に浸る事が出来ました♪
ありがとうございます。
『よるの美容院』のレビューも、楽しみにしてますね(^o^)