華胥の幽夢 十二国記 (講談社X文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 5170
感想 : 301
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  • Amazon.co.jp ・本 (366ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062555739

感想・レビュー・書評

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  • 短編嫌いがこんなところにも表れてしまった。。。

    もっとある国ならある国に没頭したいなぁ。
    楽俊の話が一番良かった。
    やっぱり自分は陽子さん、楽俊贔屓のようだ。

    泰麒の物語も好きだ。
    真っ直ぐな心がとても心地が良い。

    華胥の夢のタイトルにもなった「華胥」は自分的にはもう一つだった。
    兎に角切ない。国を自分の会社だと思って読み入ってしまった為、光ある結末でなくてちょっとだけ落胆。。。
    いやいや、物語はどれを読んでも本当に素晴らしい内容ばかり。
    小野先生の物語や文章は、最高に面白い(*^-^*)

  • これまでのエピソードを補完するような巻で、サイドストーリーという感じ。
    やっぱり気になるのは驍宗と泰麒の話。このあと戴では謀反が起こり、泰麒は蓬莱に流されて、空白の12年が生まれるんだよなぁと。先を知ってるだけに幼く自信のない泰麒の姿に心がキュッとなります。

  • 登場人物みんなが色々考えて悩んで道を進んでいく。乗月が一番好き。

  • 王の過ちが何か。
    最後までわからなかったが、読了して納得。
    1番大切なのは信念
    他は全てあったが、信念だけなかった。
    そこに信念はあるか?
    自分の仕事にも通ずるところがある。
    何のための行事か
    何のための自分か
    何をするにも信念を忘れないようにしよう

  • 寄り道しつつ、半年くらいかけて十二国記既刊読み終えましたので、ひとまず記録。
    今までなんで手をつけなかったのか!というくらいおもしろかったです。
    やっぱり小野不由美さんはすごいな。
    これでもかというほどファンタジーなのに、ふしぎな現実感のある、設定の緻密さがたまらないです。何と言っても人物がみんな魅力的。
    ホワイトハート版の絵も好きです。

    続きはいつになるのでしょうね!

  • 2021/06/07
    ,再読

  • イラストレーション / 山田 章博
    デザイン / 山口 馨

  • 短編集の、泰麒がかわいいし幸せなので、逆にいろいろつらい!と思わずにいられない…。楽俊と陽子のお互いに頑張ってる姿勢がすごく好きでした。タイトルにもなっている華胥は本当に痛ましいけれど、だからこそまっすぐすぎるお話なんだな、と感じました。最後の利広のお話の、死なない王朝はない、っていう言葉に薄ら寒さを覚えたのはなんだろう。終わってしまうことが恐ろしいのかな。

  • シリーズ7、5つの短編集

  • いろんな国の話の短編集。
    「華胥」が非常に暗くて重い話で、あとは軽い。
    華胥の最後、黄姑の名前が出たときは、ちょっとうれしかった。
    でもいろんな国の話よりも、前作の戴のその後の方が気になる…

著者プロフィール

大分県出身。講談社X文庫ティーンズハートでデビュー。代表作に『悪霊シリーズ』 『十二国記シリーズ』『東亰異問』『屍鬼』など。重厚な世界観、繊細な人物描写、 怒濤の展開のホラー・ミステリー作品で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『悪夢の棲む家 ゴーストハント(1)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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