もう二度と離さない (講談社X文庫 ホワイトハート)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062558945

感想・レビュー・書評

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  • シリアスな樹生作品を堪能できます。

    催眠療法で過去を忘れ、恋人と幸せに暮らす中に
    過去を知る者が現れ、息詰まる展開が楽しめます。

  • イラストにひかれて。
    千春?

  • あらすじ:日本画の大家を父に持ち、美貌と才能に溢れる若き洋画家・佐伯渓舟は、助手であり恋人でもある相良司とともに暮らしている。小さなトラブルが起こることもあるが、強い絆で結ばれているふたりは幸せな毎日を過ごしていた。そんなある日、司の過去を知る男、そして渓舟の過去を探る男が現れたことにより、平穏な生活は少しずつ狂い始めていき…。

  • 樹生かなめといえば、理不尽。理不尽な愛情、理不尽な論理、理不尽なギャグ。淡々と紡がれるそれらはわたし達の目に、ある種の無機質さを伴って滑稽に映る。彼女の作品がなんだか癖になってしまうのはその滑稽さ故だろう。理不尽さが生み出すユーモア。これは樹生かなめの強みだ。しかし、彼女は時として残酷な物語を描く。珍しく穏やかに始まる今作は、そこから想像もつかないほど陰惨な真実を徐々に晒していく。理不尽な執着、理不尽な愛、理不尽な暴力、理不尽な嘘――読者は主人公司とともに彼の過去に対面し、絶句することだろう。渓舟からの愛情という救いはあるのだけど、あまりにも惨すぎる。恐ろしすぎる。一時は表紙を見るのも恐ろしかったが、何故だろう。ふとした時に手にとってしまうのは。ああ、やっぱり樹生かなめの理不尽さは癖になる。

  • 愛しくて、憎い男……

  • こんな執着攻めいないかも。。。と思いました。物凄い反転の作品です。この二人これからも大丈夫かな?一応はハッピーエンドに終わった感じだけど。

  • ありきたりな話かと思えば、実は想像もつかないような裏が隠されている。

  • どんなことがあっても手放すことなど出来ない、相手のためになら変わることができる攻めキャラやよし!

  • 最初と結末のギャップにひっくり返ったのはBLで始めてかも

  • 樹生さんの本は全部買ってると思ってたのに取りこぼしがありました。最近の傾向に多い甘々カップルの話かと思いきやあんな過去が…渓舟たちの過去の荒れっぷりには限りなく〜シリーズを思い出しました。どうでもいいですが私、奈良さんの描く黒髪眼鏡男子にどうも弱いようです。緒方先生、好きすぎる(笑)

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